東京の西、多摩地区にある東京農工大学。
この学校の生協で働く職員、白石さんが今各メディアの注目を集めています。
『一言カード』という質問、要望コーナーで行われる楽しいコミュニケーション。
どんな問いでも一生懸命に答えてくれる白石さんの姿は共感を呼び、白石さんはとんでもない人気者になってしまいました。
この白石さんと学生たちのやりとりの記録が満を持して本になります。
本には厳選された「一言カード」と、白石さん自身による解説が収録。
単行本『生協の白石さん』、お見逃しなく。


昨日、テレビで見てから気になってます。
短いながらも温もりある答え方に癒されるというか。
ギスギスした世知辛い世の中だからこそ、こういうのが読みたくなるんだな。
白石さんと学生の一問一答を取り上げたブログ、
『がんばれ、生協の白石さん』もオススメ。


応答モノでもう一つのオススメは、某番組でも取り上げられた東京タワーの掲示板。
東京タワーのマスコット・ノッポン兄弟がたまにレスしてくれるんだけど、
特にオススメなのがノッポン兄のレス。
口悪い&そっけないレスが、ほんっとに可笑しいのー。

ノッポン兄の面白さは、生協の白石さんとは対極だと思う(笑)
 
先日、DiaryNote内を徘徊していて、
たまたま見つけたどなたかの日記で話題にされていた本。
「面白い」と評されていたので気になったのと、
「妄 想」という言葉に激しく惹かれたので購入してみました。
 
 
 
「私はお嬢様」の設定にニンマリ、架空の彼氏との運命的出会いにウットリ……そんな妄想をひそかに楽しむのが“モーソー族”。
恋や仕事、人間関係など、うまくいかないことだらけの毎日にちょっぴり疲れたアナタ、
「もしも○○だったら」の世界でリフレッシュしませんか?
本書は、とぼけた味わいのイラストやせつない恋を詠んだ川柳で注目を集めている著者が女性たちに贈る、「プチ現実逃避」のススメ。
読めばホッと脱力する、トホホ楽しいマンガ&エッセイです。
「本屋で同じ本に同時に手を伸ばした彼と恋に落ちて」
「ふたごだったら、交代制でラクをする」
「“私”の企画商品が会社のピンチを救う」
「本当の両親は外国に住んでいる大金持ち」など、
抱腹絶倒の「もしも」ネタに共感したり、
「ありえないっつーの」とツッコんでいるうちに、元気になること間違いなし!
理想と現実のギャップにもがいている人にオススメの本。
『オンナの妄想人生』を改題。


一人っ子だった所為か、幼い頃から妄想癖があったアタクシ。
何もない机に向かって、そこにあるつもりのボタンやレバーを操り、
コン○トラーVの南○ちずるになりきってみたり……なんてのはお手のもの。
「かっこいいお兄ちゃんがいたら……」とか、
「かっこいい幼馴染みがいたら……」とか、
そういう少女漫画的な妄想も得意だったな。

あー、恥ずかしい(赤面)

妄想が得意だった人には「あるある」と共感できるものが、一つはあるはず。
「アタシだけぢゃなかったんだ」って思ったもん(笑)
妄想なんてしなかったって人は、ツッコミまくってみるのも面白いかと。

他人の妄想力ってほんとオモシロイですねー(笑)
●はぐさま、凛さまにヒミツありです。

『まったく、オレとしたことが……。
どうして危険でやっかいなお荷物を背負い込んだ?
もう借りは返したはず。』


 
 
2017年の「西ブロック」。
「NO.6」を追われ逃亡中の紫苑は未知の世界で、無防備なままネズミの隠れ家を飛び出す。
疾走する近未来サバイバル小説 第2弾!


ようやく#2の感想アップです。
そしてまたまた既読のみなさんと同じ感想を…。

これってBLモノ?

答えは「ノー」なんですよね?とりあえず(笑)
でもどう読んでも、ネズミと紫苑の関係が限りなくそういう感じをにおわせるんですけど…。
実際、邪なことを考えさせるような描写の多いことったら、もぅ。
しかも#1より、そういう描写が増えてるんですよ?
どうしましょう?ねぇ?

「きみのことを……きみのことを知りたい」
「きみに惹かれてる」

これってまさに口説き文句ぢゃないですか!
でも紫苑にしてみれば他意はないんですよね、たぶん(笑)
そういう、なんていうかある意味「天然」なとこが紫苑って感じ。
そんな紫苑を鬱陶しがるネズミ。

「知れば情がわく。何の関係もない他人のままじゃいられない」
「敵になったとき殺せなくなる」

ネズミの云ってることも間違いぢゃないんだけど。
紫苑の存在は、ネズミの心中に確実に浸透してくる。そして困惑させる。
#2の後半、火藍からのメモに動揺するネズミ。

「紫苑、おれは、あんたなしでも生きていけるだろうか。」

#3が早く読みたい…。

#1で事件の原因となった寄生バチは、冬眠中なので#2では特に変化はなくて。
今回は紫苑とネズミの他に、紫苑の母・火藍や沙布の心情も描かれてます。

でもでも、それより紫苑とネズミの微妙な関係が気になるんです。
毎度毎度スイマセン(苦笑)
#1よりさらにオトコ前度がアップしたネズミが、カッコイイんですよ!
紫苑は紫苑で、ぬくぬく育ったお坊ちゃんなだけぢゃないとこが垣間見えたりして。
少しずつ成長してるんですよね。

あさのあつこさんのあとがきを読むと、なんだか申し訳ない気持ちになります(苦笑)
『どうしてあの夜、ボクは窓を開けてしまったんだろう?
飢えることも嘆くことも戦いも知らずに済んだのに。』


2013年の理想都市「NO.6」。
エリート居住区にすむ紫苑(シオン)は12歳の誕生日の夜、特別警戒地域から逃走した少年・自称ネズミと出会う。
その瞬間、紫苑の人生はリセットされた。待つのは破滅……!?


というわけで…Hさん&Mさんのレビューに触発されまして。
アタクシもついに『No.6』の世界へ足を踏み入れてしまったというわけです。
そして同じ感想を…。

これってほんとに『児童書』なの!?

対象は小学5、6年生〜中学生らしいんですが。
驚きましたね。現代っ子達はこういうものを読んぢゃうの?って。
大人でも全然大丈夫…ってか面白いからサクサク読めちゃう。
BL小説以外の本、読んだのって久々かも(笑)

紫苑とネズミとの出会い、紫苑と沙布の関係、紫苑の周辺で起きる奇怪な死亡事件、追われる紫苑、ネズミとの再会…。
これらのことが謎として進行していきます。
「No.6」で何の不自由もなくエリート教育を受けてきた紫苑。
「No.6」を外界から見続けてきた謎の少年・ネズミ。
環境も性格も正反対の二人が出会い、動き出すストーリー。
謎の死亡事件も気になるけど、なんといっても「紫苑とネズミ」の関係性ですね、アタシの興味は(笑)
紫苑同様、ネズミに対して質問攻めです。まさに興味津々。
「どこから来た?」、「何者?」、「なぜ紫苑を助ける?」……。
物語後半で紫苑がネズミと再会してからがまた興味をそそるんですよ。
4年前にちょこっと会っただけなのに、再会後は運命共同体にでもなったかのような二人。
でもいつかは敵対してしまうかもしれない二人でもあるわけで。
BL漬けのアタシの頭では、二人の会話や距離感にそれ以上のモノを感じてしまうというか(コラ)
著者の意としてる世界ぢゃなくなってるんだろうな、こんな感想は。
二人のビジュアルと声を脳内変換して読み進めてる所為もあって、萌えまくりです。
もう腐ってますね、アタシ(苦笑)

本の対象年齢時の自分が、この『No.6』を読んだらどんな感想を持っただろう?なんてことを考えてみたり。

あ〜、この先が気になるぅ。週末に2巻探しの旅に出るかな。
ハチが恐ろしい…。