【短いゆびきり】著:久我有加/画:奥田七緒
2006年2月20日 BL小説
あと少しだけ、おまえの時間を独占させて。
短いゆびきりは、決して違えない約束のしるし。
かつて一度だけ”短いゆびきり”を交わした八つ年下の幼馴染み・昇と敬祐は十二年ぶりに再会する。
小学生だった昇は、強面の大学生に成長していた。
父は亡くなり母は妹の嫁ぎ先に同行し、気づけば一人になっていた敬祐。
昔のように懐いてくる昇と過ごす時間を何より心地よく感じ始めるが、それは寂しいだけが理由ではなくて……?
『ずっとそばにいさせて』いちばん欲しい約束はあげられない。
代わりのようにささやかな約束を繰り返す、ずるい俺を許して――。
年下攻リトル・エンゲージ・ラブ!!
久我有加さんの新作(新書館・ディアプラス文庫)。
30代目前のリーマン・敬祐と8つ年下で幼馴染みの大学生・昇の話。
登場人物はほぼ関西弁で喋ってます。
ちなみに。
何冊か読んだ久我さんの作品の主人公達も関西弁だったような???
それは久我さん自身が関西在住だからってことらしいです。
関西弁ってだけで萌え度が少なからずアップするのは何故でしょう。
まさしく関西弁マジック。
敬祐より8つも年下でありながら、子供の頃から敬祐ひと筋だった昇。
片や、12年ぶりに再会しても昔のまま自分に懐いてくる昇に
幼馴染み以上の感情を持っている自分に気付いた敬祐。
それなら両想い同士なんだし、めでたしめでたし。
……と思いきや、そう上手くいかないのがBL(笑)
気持ちが通じ合ったからこその不安が敬祐を悩ますわけです。
自分よりうんと年下の昇の将来、昇が離れていくことへの焦燥感を
考えてしまい、自分の保身からどうしても素直になれない。
昇が敬祐に対して真っ直ぐな分、敬祐にとっては昇の気持ちは嬉しいけどツライ。
このぐるぐる感がBLの醍醐味って感じでうるうるモンでした。
とはいえ、敬祐はちょっと気にしすぎだった気がします。
でもその悩みこそがリアルっぽくてヨカッタのかも。
それにしても昇はほんとにイイ子だったな。
子供の頃から親との確執があった割りに素直だし。
悟りきっていて年齢の割りに大人っぽいし。
だから、不の感情とは無縁っぽかった昇が、弟・透の悪さに激昂してくれてひと安心。
昇とは好対照な透のキャラもヨカッタと思う。
最近読んだBL作品の中で一番ヨカッタなー。
自分、結構単純で小説読みながら涙ぐんだりするんだけど、ボロ泣きってのは久々。
あ、でもたぶん他の人が読んだらそこまで泣かない気がします(苦笑)
久我さんの作品は、突拍子のない設定のものはあまりないですね。
日常風景やキャラ同士の会話の描き方も、実に自然な感じで大好きです。
久我さんは、新作が出たら「買いたい」と思っている作家さんの一人です。
もっと気の利いたコメントを書きたいのに、文才が無くて書けません。
そんな自分にモヤっとボール……(凹)
短いゆびきりは、決して違えない約束のしるし。
かつて一度だけ”短いゆびきり”を交わした八つ年下の幼馴染み・昇と敬祐は十二年ぶりに再会する。
小学生だった昇は、強面の大学生に成長していた。
父は亡くなり母は妹の嫁ぎ先に同行し、気づけば一人になっていた敬祐。
昔のように懐いてくる昇と過ごす時間を何より心地よく感じ始めるが、それは寂しいだけが理由ではなくて……?
『ずっとそばにいさせて』いちばん欲しい約束はあげられない。
代わりのようにささやかな約束を繰り返す、ずるい俺を許して――。
年下攻リトル・エンゲージ・ラブ!!
久我有加さんの新作(新書館・ディアプラス文庫)。
30代目前のリーマン・敬祐と8つ年下で幼馴染みの大学生・昇の話。
登場人物はほぼ関西弁で喋ってます。
ちなみに。
何冊か読んだ久我さんの作品の主人公達も関西弁だったような???
それは久我さん自身が関西在住だからってことらしいです。
関西弁ってだけで萌え度が少なからずアップするのは何故でしょう。
まさしく関西弁マジック。
敬祐より8つも年下でありながら、子供の頃から敬祐ひと筋だった昇。
片や、12年ぶりに再会しても昔のまま自分に懐いてくる昇に
幼馴染み以上の感情を持っている自分に気付いた敬祐。
それなら両想い同士なんだし、めでたしめでたし。
……と思いきや、そう上手くいかないのがBL(笑)
気持ちが通じ合ったからこその不安が敬祐を悩ますわけです。
自分よりうんと年下の昇の将来、昇が離れていくことへの焦燥感を
考えてしまい、自分の保身からどうしても素直になれない。
昇が敬祐に対して真っ直ぐな分、敬祐にとっては昇の気持ちは嬉しいけどツライ。
このぐるぐる感がBLの醍醐味って感じでうるうるモンでした。
とはいえ、敬祐はちょっと気にしすぎだった気がします。
でもその悩みこそがリアルっぽくてヨカッタのかも。
それにしても昇はほんとにイイ子だったな。
子供の頃から親との確執があった割りに素直だし。
悟りきっていて年齢の割りに大人っぽいし。
だから、不の感情とは無縁っぽかった昇が、弟・透の悪さに激昂してくれてひと安心。
昇とは好対照な透のキャラもヨカッタと思う。
最近読んだBL作品の中で一番ヨカッタなー。
自分、結構単純で小説読みながら涙ぐんだりするんだけど、ボロ泣きってのは久々。
あ、でもたぶん他の人が読んだらそこまで泣かない気がします(苦笑)
久我さんの作品は、突拍子のない設定のものはあまりないですね。
日常風景やキャラ同士の会話の描き方も、実に自然な感じで大好きです。
久我さんは、新作が出たら「買いたい」と思っている作家さんの一人です。
もっと気の利いたコメントを書きたいのに、文才が無くて書けません。
そんな自分にモヤっとボール……(凹)
【罪の褥も濡れる夜】著:和泉 桂/画:円陣闇丸
2006年2月3日 BL小説
『蜜の褥で重ねる、贖えぬ愛の罪』
男爵家の三男・伏見義康は、政界の重鎮の後継者として将来を嘱望されていた。
友人との賭けから清澗寺家に忍び込んだ伏見は、かつて言葉を交わした妖艶な美少女が、実は御曹司の冬貴であることを知る。
清澗寺家の財力と名声を利用するため冬貴を手懐けようと画策する伏見は、無垢な冬貴を抱くが……。
純粋であるが故に、淫らに染まる躰に魅せられ囚われていく――。
狂おしいほどの情欲と純愛の、至高のラブロマンス登場!
清澗寺家シリーズの第4弾。伏見×冬貴編。
雑誌掲載作を改稿、書下ろしも収録されてます。
表紙・裏表紙・カラー口絵、すべて美麗イラストで有難い。
ってか清澗寺・父、どんだけ色っぽいんだよ……。
まー、兎にも角にも冬貴が妖艶でスゴイ。
あの色香は尋常ぢゃない。
だからこそ堕ちていったんだろうなー、伏見は。
幽閉されていたために俗世に染まらず何も知らない冬貴を、
自らの出世の為に利用しようとしていたはずの伏見。
そんな冬貴に執着していたのは伏見の方で……。
愛し方を知らない冬貴と愛され方を知らない伏見。
冬貴が伏見に対して気持ちを告白するラストにちょっと涙。
誰にでも躰を許す淫らなだけの生き物かと思えば、
ひたすら無垢で純粋な伏見への愛を貫いていた冬貴。
その矛盾してるとも思える冬貴に、伏見ぢゃないけどヤラれたー。
清澗寺家存続の真の功労者は綾子だと思う。
愛した伏見に言われるがまま、冬貴の妻にさせられながらも
自分の夫である冬貴と伏見の関係にも目を瞑り
子供を四人も産んで育て上げたんだから。
その子供達も鞠子以外の男3人は全員フォモなわけだが(苦笑)
シリーズ第2弾の深沢×次男・和貴の調教愛も凄かったけど、
今回はまた違った愛の形が展開されてて読み応えあった。
シリーズ次回作は書き下ろし番外編ってことらしいので、これもまた楽しみ。
伏見×和貴の話が読みたいなぁ。
あとがきにもあったけど和貴編のドラマCDはいつ出るんだ???
男爵家の三男・伏見義康は、政界の重鎮の後継者として将来を嘱望されていた。
友人との賭けから清澗寺家に忍び込んだ伏見は、かつて言葉を交わした妖艶な美少女が、実は御曹司の冬貴であることを知る。
清澗寺家の財力と名声を利用するため冬貴を手懐けようと画策する伏見は、無垢な冬貴を抱くが……。
純粋であるが故に、淫らに染まる躰に魅せられ囚われていく――。
狂おしいほどの情欲と純愛の、至高のラブロマンス登場!
清澗寺家シリーズの第4弾。伏見×冬貴編。
雑誌掲載作を改稿、書下ろしも収録されてます。
表紙・裏表紙・カラー口絵、すべて美麗イラストで有難い。
ってか清澗寺・父、どんだけ色っぽいんだよ……。
まー、兎にも角にも冬貴が妖艶でスゴイ。
あの色香は尋常ぢゃない。
だからこそ堕ちていったんだろうなー、伏見は。
幽閉されていたために俗世に染まらず何も知らない冬貴を、
自らの出世の為に利用しようとしていたはずの伏見。
そんな冬貴に執着していたのは伏見の方で……。
愛し方を知らない冬貴と愛され方を知らない伏見。
冬貴が伏見に対して気持ちを告白するラストにちょっと涙。
誰にでも躰を許す淫らなだけの生き物かと思えば、
ひたすら無垢で純粋な伏見への愛を貫いていた冬貴。
その矛盾してるとも思える冬貴に、伏見ぢゃないけどヤラれたー。
清澗寺家存続の真の功労者は綾子だと思う。
愛した伏見に言われるがまま、冬貴の妻にさせられながらも
自分の夫である冬貴と伏見の関係にも目を瞑り
子供を四人も産んで育て上げたんだから。
その子供達も鞠子以外の男3人は全員フォモなわけだが(苦笑)
シリーズ第2弾の深沢×次男・和貴の調教愛も凄かったけど、
今回はまた違った愛の形が展開されてて読み応えあった。
シリーズ次回作は書き下ろし番外編ってことらしいので、これもまた楽しみ。
伏見×和貴の話が読みたいなぁ。
あとがきにもあったけど和貴編のドラマCDはいつ出るんだ???
【情熱の甘い棘】原作:和泉 桂/画:蓮川 愛
2005年10月2日 BL小説
可愛がりたい…好きなんだ。もっとだもっと蕩けてみろ!
ホテルコンサルタントを目指して働く明宏は、ある日エレベーターで初対面の男に口説かれる。
強引で傲慢な男―河合に立腹するが、無遠慮な年上の男は次の仕事の相手だった!
些細な行き違いから河合と躰だけの関係を持った明宏は、反発しながらも惹かれ―身も心も甘く蕩ける、アダルト・ラブロマンス。
8月に出た和泉桂さんの作品。
主人公CPの交互視点で話が進行するので、
中盤にあるお互いの気持ちがすれ違ってるときの心情が丁寧だった。
河合のことを好きなくせに、距離を置こうとする明宏がもどかしかった。
話としてはありがちな展開だけど、なんだか面白かった。
たぶん、河合のキャラのせいだと思う。
いわゆる強引で傲慢な典型的攻めキャラかと思いきや、
案外柔軟性のある優しいヤツで。
明宏の頑な態度を、何とか開かせようと試行錯誤する河合がカワイイというか(笑)
その辺が、ご本人があとがきでも書いてた
「珍しいタイプの攻めキャラ」ってことなのかも。
明宏(受)は、いわゆるツンデレ系。
自分の弱さ(弱み)が露呈するのを恐れるあまり、
勝手な思い込みで自己完結しちゃう。
傷つくことにネガティブ過ぎるとこは、読んでてイライラした(苦笑)
最後はかなり甘々な展開で終わって満足。
■
『BLEACH』の新OP、ハイカラなのね……。
UVERworldのまま曲だけ新しくなる方がヨカッタな。
ホテルコンサルタントを目指して働く明宏は、ある日エレベーターで初対面の男に口説かれる。
強引で傲慢な男―河合に立腹するが、無遠慮な年上の男は次の仕事の相手だった!
些細な行き違いから河合と躰だけの関係を持った明宏は、反発しながらも惹かれ―身も心も甘く蕩ける、アダルト・ラブロマンス。
8月に出た和泉桂さんの作品。
主人公CPの交互視点で話が進行するので、
中盤にあるお互いの気持ちがすれ違ってるときの心情が丁寧だった。
河合のことを好きなくせに、距離を置こうとする明宏がもどかしかった。
話としてはありがちな展開だけど、なんだか面白かった。
たぶん、河合のキャラのせいだと思う。
いわゆる強引で傲慢な典型的攻めキャラかと思いきや、
案外柔軟性のある優しいヤツで。
明宏の頑な態度を、何とか開かせようと試行錯誤する河合がカワイイというか(笑)
その辺が、ご本人があとがきでも書いてた
「珍しいタイプの攻めキャラ」ってことなのかも。
明宏(受)は、いわゆるツンデレ系。
自分の弱さ(弱み)が露呈するのを恐れるあまり、
勝手な思い込みで自己完結しちゃう。
傷つくことにネガティブ過ぎるとこは、読んでてイライラした(苦笑)
最後はかなり甘々な展開で終わって満足。
■
『BLEACH』の新OP、ハイカラなのね……。
UVERworldのまま曲だけ新しくなる方がヨカッタな。
■ようやく納得いく髪型にしてもらえたよ…(感涙)
2005年9月2日 BL小説
刑事と容疑者という運命的な出逢いを経て、今ではすっかり新婚状態の高梨と田宮。
そんな中、田宮をナンパしてきた男が殺され、高梨も事件の捜査に加わることに。
だが、容疑者として浮かび上がった美貌の社長秘書は、ヤクザのような男と共に姿を消してしまう。
しかも、その共犯者らしき男は、高梨の元同僚で・・・。
待ってましたの罪シリーズ第4弾。
一気にだだだーっと読んぢゃった。
相変わらず甘々な良平&ごろちゃん。
そこへ隙あらば割って入り込もうとするトミーも健在。
あの手この手で田宮に迫るも、ことごとく玉砕するトミーに同情(笑)
前作同様、イイヤツっぷりをいかんなく発揮してます。
ほんと報われない男=トミー(苦笑)
キャラそれぞれのセリフはドラマCDのキャストに脳内変換。
早くCD化されないかなぁ。
メインキャストに絡んでくる事件の関係者にもドラマがあります。
田宮のいるところ事件アリな、お約束展開(笑)
とはいえ、小難しい事件ではないのでさらっと読めちゃいます。
「良平⇔ごろちゃん←トミー」って構図が大好き。
そんな人は楽しめるハズ。
■
今日は何気にハードスケジュール。
朝はコドモの登校時に合わせて「(おはようの)声掛け運動」に参加。
11時から美容院で数ヶ月ぶりに髪をカット。
14時から明日のマンション内でのお祭り準備で豚汁の野菜カット。
これが夕方までかかった。
帰ってきて夕飯の準備。もう野菜を切るのはイヤンな感じ。
明日は早朝から豚汁作りに勤しんでから、
『ハチクロ』イベのために池袋へ。
そして『ネオロマ・アラモード』に初参戦。
イトケン、唄っちゃったりするかな???
■
ゲームショー、行きたいです。
遊佐さんはもちろんだけど、おっきーの髪を近くで見たい(笑)
そんな中、田宮をナンパしてきた男が殺され、高梨も事件の捜査に加わることに。
だが、容疑者として浮かび上がった美貌の社長秘書は、ヤクザのような男と共に姿を消してしまう。
しかも、その共犯者らしき男は、高梨の元同僚で・・・。
待ってましたの罪シリーズ第4弾。
一気にだだだーっと読んぢゃった。
相変わらず甘々な良平&ごろちゃん。
そこへ隙あらば割って入り込もうとするトミーも健在。
あの手この手で田宮に迫るも、ことごとく玉砕するトミーに同情(笑)
前作同様、イイヤツっぷりをいかんなく発揮してます。
ほんと報われない男=トミー(苦笑)
キャラそれぞれのセリフはドラマCDのキャストに脳内変換。
早くCD化されないかなぁ。
メインキャストに絡んでくる事件の関係者にもドラマがあります。
田宮のいるところ事件アリな、お約束展開(笑)
とはいえ、小難しい事件ではないのでさらっと読めちゃいます。
「良平⇔ごろちゃん←トミー」って構図が大好き。
そんな人は楽しめるハズ。
■
今日は何気にハードスケジュール。
朝はコドモの登校時に合わせて「(おはようの)声掛け運動」に参加。
11時から美容院で数ヶ月ぶりに髪をカット。
14時から明日のマンション内でのお祭り準備で豚汁の野菜カット。
これが夕方までかかった。
帰ってきて夕飯の準備。もう野菜を切るのはイヤンな感じ。
明日は早朝から豚汁作りに勤しんでから、
『ハチクロ』イベのために池袋へ。
そして『ネオロマ・アラモード』に初参戦。
イトケン、唄っちゃったりするかな???
■
ゲームショー、行きたいです。
遊佐さんはもちろんだけど、おっきーの髪を近くで見たい(笑)
【どうなってんだよ?】著:桜木知沙子/画:麻生 海
2005年6月16日 BL小説
ヒモならヒモらしくしたらどうなんですか!?
明央には可愛い恋人がいた。だが、ついに彼女と同棲を始めることになったその日、一緒に暮らすハズの部屋に引っ越してきた明央はボー然とする。室内はからっぽだし、そこへちょっとワルそうな男がやってきたのだ。アンタ、一体何なんだ!?どちらも譲らないまま何故か始まったヒモのようなその男・桐生との同居生活の行方は、そして消えた恋人と桐生の関係は……?オバカで純情でフィジカル、オトナの恋愛事情!!
桜木さんの作品は読んだことなかったんだけど、「イラスト:麻生 海」ってとこに
飛びついてみた(こんなんばっかだな、自分……)
主人公の明央が『おバカで純情で…』ってまさにそんな感じのキャラ。
彼女の裏切りにも気付かず、彼女のことをただ信じて待ち続ける。
とにかく純朴でまっすぐ、自分の気持ちに正直な明央。
こういうキャラが苦手だと、読み通すのはキビシイかも。
そんな明央の前に突然現れた桐生は、ぶっきらぼうで不親切な俺様系。
明央は、自分の彼女と同姓の男と何の因果か同居するハメになってしまう。
最悪な形から始まった同居生活。
少しまた少しと桐生の優しさに触れるにつれ、明央の気持ちにも変化が……。
彼女の隠された真実や、彼女と桐生の関係など、展開としては予想範囲かな。
それでも退屈することなく読めて面白かったです。
ホスト業が長く続かない理由に、桐生の性格が表れててヨカッタです。
ぶっきらぼうだった桐生がいつしか明央に惹かれて、気持ちを開放するトコに萌え♪
「とうとうマジにさせやがって―――」いけいけ桐生ーっ(笑)
彼女への気持ちの手前、桐生の想いを素直に受け入れていいものか
悩んだ挙句に出した明央の結論がちょっとせつない……と思ったら、
あっさりとラブラブに取って変わって、それはそれでメデタシメデタシ(笑)
二人の後日談『どうにでもして』が書き下ろされてます。
こっちでもちょっとせつないすれ違いが描かれてます。
でも最後はやっぱりラブラブ♪
作品の舞台は北海道。
めずらしいなぁと思ったら、原作者さんの作品は北海道を舞台にしたものが多いんだとか。
あとがきから察するに出身地というか生息地らしいです。
機会があったら桜木さんの別作品も読んでみようかなと思います。
■
『BLEACH』(18) 8月4日発売。
今度は2ヶ月スパンで発売なんだ〜、楽しみ♪
明央には可愛い恋人がいた。だが、ついに彼女と同棲を始めることになったその日、一緒に暮らすハズの部屋に引っ越してきた明央はボー然とする。室内はからっぽだし、そこへちょっとワルそうな男がやってきたのだ。アンタ、一体何なんだ!?どちらも譲らないまま何故か始まったヒモのようなその男・桐生との同居生活の行方は、そして消えた恋人と桐生の関係は……?オバカで純情でフィジカル、オトナの恋愛事情!!
桜木さんの作品は読んだことなかったんだけど、「イラスト:麻生 海」ってとこに
飛びついてみた(こんなんばっかだな、自分……)
主人公の明央が『おバカで純情で…』ってまさにそんな感じのキャラ。
彼女の裏切りにも気付かず、彼女のことをただ信じて待ち続ける。
とにかく純朴でまっすぐ、自分の気持ちに正直な明央。
こういうキャラが苦手だと、読み通すのはキビシイかも。
そんな明央の前に突然現れた桐生は、ぶっきらぼうで不親切な俺様系。
明央は、自分の彼女と同姓の男と何の因果か同居するハメになってしまう。
最悪な形から始まった同居生活。
少しまた少しと桐生の優しさに触れるにつれ、明央の気持ちにも変化が……。
彼女の隠された真実や、彼女と桐生の関係など、展開としては予想範囲かな。
それでも退屈することなく読めて面白かったです。
ホスト業が長く続かない理由に、桐生の性格が表れててヨカッタです。
ぶっきらぼうだった桐生がいつしか明央に惹かれて、気持ちを開放するトコに萌え♪
「とうとうマジにさせやがって―――」いけいけ桐生ーっ(笑)
彼女への気持ちの手前、桐生の想いを素直に受け入れていいものか
悩んだ挙句に出した明央の結論がちょっとせつない……と思ったら、
あっさりとラブラブに取って変わって、それはそれでメデタシメデタシ(笑)
二人の後日談『どうにでもして』が書き下ろされてます。
こっちでもちょっとせつないすれ違いが描かれてます。
でも最後はやっぱりラブラブ♪
作品の舞台は北海道。
めずらしいなぁと思ったら、原作者さんの作品は北海道を舞台にしたものが多いんだとか。
あとがきから察するに出身地というか生息地らしいです。
機会があったら桜木さんの別作品も読んでみようかなと思います。
■
『BLEACH』(18) 8月4日発売。
今度は2ヶ月スパンで発売なんだ〜、楽しみ♪
【夜に薫る純白の花】著:真崎ひかる/画:高久尚子
2005年6月15日 BL小説
おまえが望んだことだろう…?
『いい子だ。逆らうなよ……』
幼い頃、鳴宮医院に引き取られた一葉は、大切に育ててくれた養父を自分のせいで死なせてしまった。償いのため、一葉はその息子・宏晃に囲われることに……。それからは、昼は診療所で宏晃の助手を務め、夜は宏晃に抱かれる日々。兄のように慕い、淡い想いを抱いてきた彼との繋がりを失くしたくないと、恋心を押し隠して爛れた関係を続ける一葉だったけど……?──夜の闇にも、この愛は隠せない。
本屋で見て、高久尚子さんのイラストに惹かれて衝動買い。
見るからに儚げな印象の受けキャラにきゅ〜ん(阿呆)
着物着てるので「時代モノ???」かと思ったら、普通に現代モノだった(苦笑)
一葉は悲惨な生い立ちの割りに擦れたトコがなく健気で可愛い子。
宏晃に対しての恋心を持ちながらも、離れたくないがために言いなりになる日々。
そんな一葉の気持ちに気付かない宏晃は、自分が一葉に恋愛感情を抱いていることに戸惑い、不器用な接し方しかできない。
お互いの気持ちのすれ違いがストレスになることなく描かれているトコがヨカッタ。
主人公CPの気持ちがすれ違いまくる作品は苦手なんで(苦笑)
幼い一葉を引き取った宏晃の父・康宏もステキなおじさまだし、
暴力団の跡取り息子・耕嗣や、身内(だったかな??)の秀治も
完全悪ではなくイイ人って感じで終わってるので、
その辺りに物足りなさを感じる人もいるかも。
アタシはこのくらいが丁度良かったですけど(笑)
★リーフ公式サイトにて原作者さんの番外編SSが限定公開中(7月31日まで)
■
久々に種倶楽部に行って『超再放送』を視聴してきた。
PHASE-45「開く扉」
【出演】関 俊彦(ラウ・ル・クルーゼ役)、子安武人(ムウ・ラ・フラガ役)
イザークの髪型「おかっぱ」と云おうとして「おぱっか」と云ってしまうコヤP。
「もう一人いたぢゃん、あの影の薄い……ディアッカだ」
うん、そうね。
でも影が薄いのはディアッカっていうより笹沼自身なんぢゃ……!!??(自虐心)
でもその後、「俺、ディアッカ好きよ。犬っころみたいで」って
フォローしてくれたコヤPに感謝。
『種運命』OPのディアッカがカッコイイというコヤPに対して、
そういう扱いになると(今後の生死が)怪しいと縁起の悪いツッコミを入れる関さん。
そ、それは云わないでおいてーっ!!!!!(必死)
PHASE-48「怒りの日」
【出演】置鮎龍太郎(アンドリュー・バルトフェルド役)、進藤尚美(カガリ・ユラ・アスハ役)
こちらでもディアッカが話題に登場。充分、存在感あるっぽい(笑)
でも残念ながらこちらのお二人は、ダコスタ>>ディアッカらしい。
バルトフェルドさんは何故、ファーストネームでばかり呼ぶのかってことに対する
おっきーなりの見解がなかなか面白かった。
喋ってるときのおっきー、結構好き♪
■
以下、自分メモ。
劇団K−Show 次回公演決定。
HalftimeTheater「きらきら星の下で」
期間:2005年8月26日(金)〜28(日)
劇場:下落合/TACCS1179
チケット発売日。
一般発売:2005年07月18日日曜日(11時−19時)*初日のみ
03−5155−8202(代)に電話。
ってアレレ???7月18日って月曜だよ???どゆこと???
『いい子だ。逆らうなよ……』
幼い頃、鳴宮医院に引き取られた一葉は、大切に育ててくれた養父を自分のせいで死なせてしまった。償いのため、一葉はその息子・宏晃に囲われることに……。それからは、昼は診療所で宏晃の助手を務め、夜は宏晃に抱かれる日々。兄のように慕い、淡い想いを抱いてきた彼との繋がりを失くしたくないと、恋心を押し隠して爛れた関係を続ける一葉だったけど……?──夜の闇にも、この愛は隠せない。
本屋で見て、高久尚子さんのイラストに惹かれて衝動買い。
見るからに儚げな印象の受けキャラにきゅ〜ん(阿呆)
着物着てるので「時代モノ???」かと思ったら、普通に現代モノだった(苦笑)
一葉は悲惨な生い立ちの割りに擦れたトコがなく健気で可愛い子。
宏晃に対しての恋心を持ちながらも、離れたくないがために言いなりになる日々。
そんな一葉の気持ちに気付かない宏晃は、自分が一葉に恋愛感情を抱いていることに戸惑い、不器用な接し方しかできない。
お互いの気持ちのすれ違いがストレスになることなく描かれているトコがヨカッタ。
主人公CPの気持ちがすれ違いまくる作品は苦手なんで(苦笑)
幼い一葉を引き取った宏晃の父・康宏もステキなおじさまだし、
暴力団の跡取り息子・耕嗣や、身内(だったかな??)の秀治も
完全悪ではなくイイ人って感じで終わってるので、
その辺りに物足りなさを感じる人もいるかも。
アタシはこのくらいが丁度良かったですけど(笑)
★リーフ公式サイトにて原作者さんの番外編SSが限定公開中(7月31日まで)
■
久々に種倶楽部に行って『超再放送』を視聴してきた。
PHASE-45「開く扉」
【出演】関 俊彦(ラウ・ル・クルーゼ役)、子安武人(ムウ・ラ・フラガ役)
イザークの髪型「おかっぱ」と云おうとして「おぱっか」と云ってしまうコヤP。
「もう一人いたぢゃん、あの影の薄い……ディアッカだ」
うん、そうね。
でも影が薄いのはディアッカっていうより笹沼自身なんぢゃ……!!??(自虐心)
でもその後、「俺、ディアッカ好きよ。犬っころみたいで」って
フォローしてくれたコヤPに感謝。
『種運命』OPのディアッカがカッコイイというコヤPに対して、
そういう扱いになると(今後の生死が)怪しいと縁起の悪いツッコミを入れる関さん。
そ、それは云わないでおいてーっ!!!!!(必死)
PHASE-48「怒りの日」
【出演】置鮎龍太郎(アンドリュー・バルトフェルド役)、進藤尚美(カガリ・ユラ・アスハ役)
こちらでもディアッカが話題に登場。充分、存在感あるっぽい(笑)
でも残念ながらこちらのお二人は、ダコスタ>>ディアッカらしい。
バルトフェルドさんは何故、ファーストネームでばかり呼ぶのかってことに対する
おっきーなりの見解がなかなか面白かった。
喋ってるときのおっきー、結構好き♪
■
以下、自分メモ。
劇団K−Show 次回公演決定。
HalftimeTheater「きらきら星の下で」
期間:2005年8月26日(金)〜28(日)
劇場:下落合/TACCS1179
チケット発売日。
一般発売:2005年07月18日日曜日(11時−19時)*初日のみ
03−5155−8202(代)に電話。
ってアレレ???7月18日って月曜だよ???どゆこと???
【クラッシュ】原作:水壬楓子/画:佐々木久美子
2005年6月8日 BL小説
『俺はいつだってあんたに飢えてる』
悪夢は土曜日の夜に始まった・・・。
警視庁勤務の夏目高臣は、仕事も恋愛も思いのままのキャリア官僚。週末に出向いたクラブで出会った、気の強そうな好みの青年・侑生を一夜を共にする・・・が、抱くつもりだった思惑とは逆に、武道に長けた侑生に力ずくで押さえ込まれ、抱かれてしまう。強引に「初体験」をさせられ、屈辱と怒りに歯噛みする思いの夏目。その上、侑生がまだ高校生と知らされた挙句、脅されてマンションに住みつかれ――!?
水壬楓子さんの『エスコート』シリーズ、第5弾。
とは云っても、今回のメインCPは人材派遣会社「エスコート」の社員ではありません。
それでも『エスコート』シリーズと云われてのは、
榎本と真城が間接的に関わっているから。
榎本はここでもイイ味出してます。ほんと、ナイスキャラです(笑)
で、肝心のメインCPは、キャリア官僚の夏目と高校生の侑生の二人。
「年の差」、「年下攻め」、「元攻めだった受け」となんともオイシイ設定、大乱舞。
高校生なのに妙に落ち着き払った攻めの侑生に、
不本意ながらも翻弄されていく夏目。
年下の高校生にプライドを突き崩されたこともあり、素直になれずに葛藤する。
物語の後半には、偶然だと思っていた侑生との出会いの裏にある
事実が明かされます。
最後の最後にくる「これでもか」の展開に大満足。
高校生にしては何事にも達観している侑生が、
本当は実に庶民的なある食べ物が大好きってのがツボでした♪
■
ブックマークしてくださってる方の日記で知った情報をば。
パパ・ミラシリーズ アニメ化決定(OVA全2巻)
またまたBL作品のアニメ化。
それだけ需要があるってことなんでしょうかね???
キャストはドラマCDと一緒なのかな。
『好きしょ』、『春抱き』、で『パパミラ』って、ミキシンってば連チャンだ(苦笑)
CDで耳から音で入ってくることにはすっかり慣れきってしまったけど、
さすがに映像として目と耳を直撃されるのはちょっと……。
◆
『ガンダムSEED DESTINY』第4期OPはCHEMISTRY
未聴でいうのもなんだけど、ケミ曲が種運命OPってどうも想像できない。
なんだか○クダの「商魂たくましさ」を感じる……。
しかもケミの人が種運命新キャラの声優にも挑戦するってのは本当!!??
■
サッカー日本代表 W 杯 出 場 決 定 !!!!!
ヨカッタ、ほんとにヨカッタ………。
ヤナギ・大黒、よくぞ決めてくれた!!!!
日本代表、アリガトウ!!!!!
自分の贔屓選手がスタメンってのはウレシかったけど、
またやらかしやしないかと心配で試合終了までドキドキだった……。
悪夢は土曜日の夜に始まった・・・。
警視庁勤務の夏目高臣は、仕事も恋愛も思いのままのキャリア官僚。週末に出向いたクラブで出会った、気の強そうな好みの青年・侑生を一夜を共にする・・・が、抱くつもりだった思惑とは逆に、武道に長けた侑生に力ずくで押さえ込まれ、抱かれてしまう。強引に「初体験」をさせられ、屈辱と怒りに歯噛みする思いの夏目。その上、侑生がまだ高校生と知らされた挙句、脅されてマンションに住みつかれ――!?
水壬楓子さんの『エスコート』シリーズ、第5弾。
とは云っても、今回のメインCPは人材派遣会社「エスコート」の社員ではありません。
それでも『エスコート』シリーズと云われてのは、
榎本と真城が間接的に関わっているから。
榎本はここでもイイ味出してます。ほんと、ナイスキャラです(笑)
で、肝心のメインCPは、キャリア官僚の夏目と高校生の侑生の二人。
「年の差」、「年下攻め」、「元攻めだった受け」となんともオイシイ設定、大乱舞。
高校生なのに妙に落ち着き払った攻めの侑生に、
不本意ながらも翻弄されていく夏目。
年下の高校生にプライドを突き崩されたこともあり、素直になれずに葛藤する。
物語の後半には、偶然だと思っていた侑生との出会いの裏にある
事実が明かされます。
最後の最後にくる「これでもか」の展開に大満足。
高校生にしては何事にも達観している侑生が、
本当は実に庶民的なある食べ物が大好きってのがツボでした♪
■
ブックマークしてくださってる方の日記で知った情報をば。
パパ・ミラシリーズ アニメ化決定(OVA全2巻)
またまたBL作品のアニメ化。
それだけ需要があるってことなんでしょうかね???
キャストはドラマCDと一緒なのかな。
『好きしょ』、『春抱き』、で『パパミラ』って、ミキシンってば連チャンだ(苦笑)
CDで耳から音で入ってくることにはすっかり慣れきってしまったけど、
さすがに映像として目と耳を直撃されるのはちょっと……。
◆
『ガンダムSEED DESTINY』第4期OPはCHEMISTRY
未聴でいうのもなんだけど、ケミ曲が種運命OPってどうも想像できない。
なんだか○クダの「商魂たくましさ」を感じる……。
しかもケミの人が種運命新キャラの声優にも挑戦するってのは本当!!??
■
サッカー日本代表 W 杯 出 場 決 定 !!!!!
ヨカッタ、ほんとにヨカッタ………。
ヤナギ・大黒、よくぞ決めてくれた!!!!
日本代表、アリガトウ!!!!!
自分の贔屓選手がスタメンってのはウレシかったけど、
またやらかしやしないかと心配で試合終了までドキドキだった……。
【罪なくちづけ】著:愁堂れな/画:陸裕千景子
2005年3月9日 BL小説
会社帰りの夜道―田宮吾郎は人生最大の恐怖に見舞われた。
光るナイフに自由を奪われ、吾郎は男に犯されてしまったのだ。
しかし、悪夢のような不幸はそれにとどまらなかった。
明けた翌日、向かった出張先で吾郎を待ち受けていたのは、『容疑者』の汚名で…。
わけもわからず同僚殺しの疑いをかけられた吾郎は、必死に身の潔白を訴えた。
それを唯一信じてくれたのが、高梨と名乗る刑事だったのだが――「一目惚れなんです」彼はそんなことを言いながら、強引に吾郎の唇を奪ってきて…。
買っちゃった……で、読んぢゃった。
4月にドラマCD出るのにね。
待ちきれなかったよ、ママン…(だめっこ)
良平とごろちゃんのラヴラヴっぷりにハマったアタクシ。
もうね、大好きですよ。ほんと。
陸裕サンのイラストがまた美しいったら……はぅ。
ドラマCDは続編からだったんで、二人の馴れ初めに興味津々で。
結局、我慢できずに原作読んぢゃったー。あはは(笑っとけ)
内容はサスペンスとラブがイイ感じで1冊に納まってます。
ごろちゃんが巻き込まれていく形で展開していく事件は、複雑怪奇なものではないのでサクっと読めます。
とはいえ、人が殺されたりするんで苦手な人にはキツイかも。
愁堂れなサンの作品って刑事が主人公だったりするものが多いけど、どれも事件の複雑さより、その事件が起きるまでの当事者達の気持ちに重きが置かれてる気がします。
だから犯人側に感情移入しちゃうと、読み終わった後にせつなーくなったりします。
そのせつなーい気持ちを吹き飛ばしてくれるのが、良平とごろちゃんのイチャパラだったりします。
それにしてもごろちゃんってば、かなりヘヴィな出来事に見舞われてたのね。
あんだけのことが自分の身に降りかかってきたのに、結構立ち直りが早い気が…(苦笑)
ごろちゃんって受けキャラの割りに、メソメソシクシクしてないとこがイイわ。
それもこれも良平との出会いに救われたってことかしら。
良平もエリートなのに、妙に人懐っこい関西弁キャラが好感度大。
仕事とプライベートの時とオンオフが、ここまで別人なのもスゴイよ。
ごろちゃんへのメロメロ具合がいっそカワイイくらいで(笑)
そこが良平の魅力なんだけどね〜♪
ごろちゃんに自分のことを「良平」と呼ばせるまでのくだりが好き。
あと、「〜のチュウ」のバリエーションが楽しい。
ほんと、この二人にはアテられっぱなしです。
ドラマCDも楽しみ♪
良平@おっきーとごろちゃん@ノジケン、早く聴きたーーーーい!!!
トミー@遊佐さんがまだ出てきてないのが残念〜。
光るナイフに自由を奪われ、吾郎は男に犯されてしまったのだ。
しかし、悪夢のような不幸はそれにとどまらなかった。
明けた翌日、向かった出張先で吾郎を待ち受けていたのは、『容疑者』の汚名で…。
わけもわからず同僚殺しの疑いをかけられた吾郎は、必死に身の潔白を訴えた。
それを唯一信じてくれたのが、高梨と名乗る刑事だったのだが――「一目惚れなんです」彼はそんなことを言いながら、強引に吾郎の唇を奪ってきて…。
買っちゃった……で、読んぢゃった。
4月にドラマCD出るのにね。
待ちきれなかったよ、ママン…(だめっこ)
良平とごろちゃんのラヴラヴっぷりにハマったアタクシ。
もうね、大好きですよ。ほんと。
陸裕サンのイラストがまた美しいったら……はぅ。
ドラマCDは続編からだったんで、二人の馴れ初めに興味津々で。
結局、我慢できずに原作読んぢゃったー。あはは(笑っとけ)
内容はサスペンスとラブがイイ感じで1冊に納まってます。
ごろちゃんが巻き込まれていく形で展開していく事件は、複雑怪奇なものではないのでサクっと読めます。
とはいえ、人が殺されたりするんで苦手な人にはキツイかも。
愁堂れなサンの作品って刑事が主人公だったりするものが多いけど、どれも事件の複雑さより、その事件が起きるまでの当事者達の気持ちに重きが置かれてる気がします。
だから犯人側に感情移入しちゃうと、読み終わった後にせつなーくなったりします。
そのせつなーい気持ちを吹き飛ばしてくれるのが、良平とごろちゃんのイチャパラだったりします。
それにしてもごろちゃんってば、かなりヘヴィな出来事に見舞われてたのね。
あんだけのことが自分の身に降りかかってきたのに、結構立ち直りが早い気が…(苦笑)
ごろちゃんって受けキャラの割りに、メソメソシクシクしてないとこがイイわ。
それもこれも良平との出会いに救われたってことかしら。
良平もエリートなのに、妙に人懐っこい関西弁キャラが好感度大。
仕事とプライベートの時とオンオフが、ここまで別人なのもスゴイよ。
ごろちゃんへのメロメロ具合がいっそカワイイくらいで(笑)
そこが良平の魅力なんだけどね〜♪
ごろちゃんに自分のことを「良平」と呼ばせるまでのくだりが好き。
あと、「〜のチュウ」のバリエーションが楽しい。
ほんと、この二人にはアテられっぱなしです。
ドラマCDも楽しみ♪
良平@おっきーとごろちゃん@ノジケン、早く聴きたーーーーい!!!
トミー@遊佐さんがまだ出てきてないのが残念〜。
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【いつか青空の下で-そして恋がはじまる(2)】著:月村 奎/画:夢花 李
2005年3月8日 BL小説
大学生になった未樹と、司法書士の浅海が出会って1年半。
受験から解放された未樹は、週末ごとに浅海の部屋を訪れる。
甘く情熱的な彼との行為に、翻弄され溺れていく未樹。
本当は朝までいたいのに、家族を気遣う浅海の配慮が、未樹は少し不満で…。
そんなある週末、日帰りのドライブを楽しんだ二人は、別れ際の抱擁を母親に見られてしまい!?
ピュアハート・ラブ感動の続編。
『そして恋がはじまる』の続編。
想いを通じ合わせた浅海と未樹のその後の話。
未樹の両親の前でも変わらず真摯で誠実な対応を見せる浅海。
両親から浅海との交際に反対され、押し沈めてた感情を初めて爆発させる未樹。
そんな未樹にとまどう両親、フォローするまなか。
前半は甘甘な分、親に関係を知られてしまってから以降の話がすごく重く感じます。
未樹・浅海を始め周囲の人達の気持ちがイタイほどです。
何度読み返しても胸が締め付けられて、涙が止まらなくなります。
BLって現実離れしたところの話で、読み手側もそれを承知して世界に浸ってるわけですが、この話は妙にリアリティがある所為か、登場人物の感情の揺れに説得力があります。
別に全てにおいてそういうことを求めるわけぢゃないけど、そういうところまでしっかり書いてある作品ってめずらしいなぁと。
大好きな作品なので、この二人にはシアワセでいて欲しいです、ほんと。
誰も傷つけずにシアワセになるのは難しいだろうけど…。
未樹同様、二人が「いつか青空の下で」手をつなげることを願ってたいです♪
受験から解放された未樹は、週末ごとに浅海の部屋を訪れる。
甘く情熱的な彼との行為に、翻弄され溺れていく未樹。
本当は朝までいたいのに、家族を気遣う浅海の配慮が、未樹は少し不満で…。
そんなある週末、日帰りのドライブを楽しんだ二人は、別れ際の抱擁を母親に見られてしまい!?
ピュアハート・ラブ感動の続編。
『そして恋がはじまる』の続編。
想いを通じ合わせた浅海と未樹のその後の話。
未樹の両親の前でも変わらず真摯で誠実な対応を見せる浅海。
両親から浅海との交際に反対され、押し沈めてた感情を初めて爆発させる未樹。
そんな未樹にとまどう両親、フォローするまなか。
前半は甘甘な分、親に関係を知られてしまってから以降の話がすごく重く感じます。
未樹・浅海を始め周囲の人達の気持ちがイタイほどです。
何度読み返しても胸が締め付けられて、涙が止まらなくなります。
BLって現実離れしたところの話で、読み手側もそれを承知して世界に浸ってるわけですが、この話は妙にリアリティがある所為か、登場人物の感情の揺れに説得力があります。
別に全てにおいてそういうことを求めるわけぢゃないけど、そういうところまでしっかり書いてある作品ってめずらしいなぁと。
大好きな作品なので、この二人にはシアワセでいて欲しいです、ほんと。
誰も傷つけずにシアワセになるのは難しいだろうけど…。
未樹同様、二人が「いつか青空の下で」手をつなげることを願ってたいです♪
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【恋になる】著:榊 花月/画:富士山ひょうた
2005年3月2日 BL小説ピアニストとして将来を嘱望されていた高校生の在瀬律は、交通事故に遭いピアノが弾けなくなってしまった。
それ以降、将来になんの希望も見いだせずにいたが、ある日病院で鷺沢潤哉という男と出会う。
恋人と死別した過去を持つ鷺沢に律は少しずつ惹かれ始めていたが、鷺沢はかつての恋人をいまだ忘れられずにいた…。
昨年、買うだけ買って読んでなかったことを思い出しまして。
一気に読んぢゃいました、今になっちゃったけど。
自分的に作家さんの新規開拓しようと手にした作品。
富士山ひょうたさんの絵と、帯にあった
「あの人の代わりでいいから…」って言葉に惹かれました。
将来を嘱望された高校生と、最愛の人を無くした建築家。
お互いの無くしたものを補うかのように付き合い始めた関係。
欺瞞、同情……悲しみから始まった恋は、やっぱり悲しいだけで。
そんな律の前に現れる恋愛小説家・真鍋。
真鍋の書いた小説が二人に影響を与える。
鷺沢は死んだ恋人への気持ちと、律への気持ちの間で揺れてる自分に困惑する。
律は死んだ恋人を忘れられずにいる鷺沢ごと愛することが出来ずに悩む。
二人の気持ちはお互いを想う本気の恋へと変わるのか。
今の自分はこのテの「せつない」話が好きみたい。
鷺沢と律、双方の葛藤や心の動き具合が自然でした。
個人的には真鍋が好きですね、なんだかライトな人で。
律は真鍋と実際に会って言葉も交わしてるけど、鷺沢は直接的には接触してなくて。
それでも結果的にこの二人に影響を与えてる、その描き方が好きでした。
BLGでヘヴィな話に夢中になってるアタシですが、
こういうサラっとした話もまた新鮮でサクサク読めちゃいました。
さぁ、この後は『birdie』の続き、やるぞ〜!!!
BLCD『この罪深き夜に』←これ「買い」決定!
2005年1月6日 BL小説
今、こないだ買った和泉桂先生の『夜ごと蜜は滴りて』を読んでる途中です。
この作品は来月ムービックから発売される『この罪深き夜に』の第2弾小説でして。
まだ途中までしか読んでないにも関わらず、日記で話題にしようとしたのは、そうせずにいられない状況が判明したから。
それは何かと問われたなれば…。
途中まで読んで、とりあえず登場人物相関図が見えてきたんですが。
これ、CD続編が出ようものなら、アタシ的にオイシイ作品に化ける予感が漂ってまして…。ふっふっふ。
ってまだ第1弾も発売されてないのに、気が早すぎますね(苦笑)
この作品は、没落しつつある旧家・清澗寺家を舞台に展開されるストーリーで、原作は第3弾までが出ているらしいです。
・清澗寺冬貴(神谷 浩史):清澗寺兄弟の父親。容姿は美麗。事業には無関心で、快楽に溺れる生活を送っている。
・清澗寺国貴(千葉 進歩):清澗寺家長男。陸軍中尉。成田と海外へ出奔。公には事故死ということになっている。
・清澗寺和貴(野島 健児):清澗寺家次男。次期当主。美貌と奔放な振る舞いとで醜聞を流している。
・清澗寺道貴(福山 潤):清澗寺家三男。金髪碧眼の美貌の青年、クラウディオと恋仲らしい。
・伏見 義康(遊佐 浩二):冬貴の幼馴染であり、秘書でもあり、愛人でもある。
・成田遼一郎(置鮎龍太郎):国貴の幼馴染みで使用人の息子。現在は国貴と海外へ逃避行中らしい。
ってな感じで。
とにかくスゴイよ、清澗寺一族総受けらしい(苦笑)
「らしい」ってのは『夜ごと蜜は滴りて』だけでは詳細がわからないから(苦笑)
ちなみに小説の『夜ごと蜜は滴りて』は和貴と同僚である深沢との話。
これがまたスゴイんだなぁ。なんたってテーマが「調教」……。
しかも和泉先生曰く、個人的萌え要素の「身分差」とか「下克上」も加えられたトリプルコンボと来てるし。
この作品がCD化されようものなら、ノジケンは相当大変なことに…と思われます(苦笑)
深沢役が誰になるかによって、萌え度数が増減しそう。
雪瑠的にはコニタンでお願いした〜い!
『この罪深き夜に』のCD買ってアンケハガキ出すか(笑)
そそ。何よりアタシが興奮したのは、和貴のハヂメテの相手が伏見だったってこと!
しかも作品中でもちょっとそういう場面もあったりして。ほんのちょっとだけど。
たとえほんのちょっとでも遊佐×ノジが聴けるなら本望です……。
だからお願い。小説第2弾もCD化してね、ムービックさん(懇願)
さてと。続きを読んで身悶えるとしますかね。
この作品は来月ムービックから発売される『この罪深き夜に』の第2弾小説でして。
まだ途中までしか読んでないにも関わらず、日記で話題にしようとしたのは、そうせずにいられない状況が判明したから。
それは何かと問われたなれば…。
途中まで読んで、とりあえず登場人物相関図が見えてきたんですが。
これ、CD続編が出ようものなら、アタシ的にオイシイ作品に化ける予感が漂ってまして…。ふっふっふ。
ってまだ第1弾も発売されてないのに、気が早すぎますね(苦笑)
この作品は、没落しつつある旧家・清澗寺家を舞台に展開されるストーリーで、原作は第3弾までが出ているらしいです。
・清澗寺冬貴(神谷 浩史):清澗寺兄弟の父親。容姿は美麗。事業には無関心で、快楽に溺れる生活を送っている。
・清澗寺国貴(千葉 進歩):清澗寺家長男。陸軍中尉。成田と海外へ出奔。公には事故死ということになっている。
・清澗寺和貴(野島 健児):清澗寺家次男。次期当主。美貌と奔放な振る舞いとで醜聞を流している。
・清澗寺道貴(福山 潤):清澗寺家三男。金髪碧眼の美貌の青年、クラウディオと恋仲らしい。
・伏見 義康(遊佐 浩二):冬貴の幼馴染であり、秘書でもあり、愛人でもある。
・成田遼一郎(置鮎龍太郎):国貴の幼馴染みで使用人の息子。現在は国貴と海外へ逃避行中らしい。
ってな感じで。
とにかくスゴイよ、清澗寺一族総受けらしい(苦笑)
「らしい」ってのは『夜ごと蜜は滴りて』だけでは詳細がわからないから(苦笑)
ちなみに小説の『夜ごと蜜は滴りて』は和貴と同僚である深沢との話。
これがまたスゴイんだなぁ。なんたってテーマが「調教」……。
しかも和泉先生曰く、個人的萌え要素の「身分差」とか「下克上」も加えられたトリプルコンボと来てるし。
この作品がCD化されようものなら、ノジケンは相当大変なことに…と思われます(苦笑)
深沢役が誰になるかによって、萌え度数が増減しそう。
雪瑠的にはコニタンでお願いした〜い!
『この罪深き夜に』のCD買ってアンケハガキ出すか(笑)
そそ。何よりアタシが興奮したのは、和貴のハヂメテの相手が伏見だったってこと!
しかも作品中でもちょっとそういう場面もあったりして。ほんのちょっとだけど。
たとえほんのちょっとでも遊佐×ノジが聴けるなら本望です……。
だからお願い。小説第2弾もCD化してね、ムービックさん(懇願)
さてと。続きを読んで身悶えるとしますかね。
【君のその手を離さない】著:和泉 桂/画:高久尚子
2004年11月27日 BL小説『怖い?俺が襲うと思ってるんだ。』――
田舎の研究所に左遷され、独身寮に住むことになった清家珠希は、そこで出会った年下の青年・律に、何かと面倒を見てもらっていた。
人懐っこい律をかえって疎ましく思いながらも、珠希の中で彼の存在は大きくなっていく。
やがて、自らプライドの高さで律を傷つけてしまうのだが……。
「珠希さんは甘いんだ。俺に狙われていることに気づかなかったでしょう?」
目の前には珠希の知らない律の姿があった。
【04年11月3日発売】
●登場人物●
・清家珠希
27歳。迷惑な事件に巻き込まれ左遷同然で田舎の研究所に出向させられた。
・野々宮律
25歳。珠希の出向先の後輩で独身寮の隣人。
・田所一郎:珠希が出向している研究所に勤務し、同じ独身寮の住人。
・木下:学生時代から付き合っている珠希の数少ない友人の一人。
・石川宏典:珠希の小学校時代からの友人。会社を辞め留学のため渡米中。
『この罪深き夜に』のドラマCD化を受けて興味を持ちまして。
和泉桂先生の作品を読んでみようと、個人的に初挑戦したこの作品。
高久尚子先生のイラストもステキで、本屋で一目惚れしちゃいました。
この作品は、和泉先生曰く「自分には珍しい年下攻め」だったそうです。
「いつか、君の手を」
プライドの高さが邪魔して素直になれない珠希と、自分の気持ちにいつも正直で飾らない律。
そんな好対照の二人が気持ちを通じ合わせるまでのお話。
律が犬みたいに人懐っこくてカワイイです(笑)
かたや珠希は素直になれなさ過ぎるというか。
「律の特別になりたい」のに「おまえのことを好きにならない」って、なんでだよ!?ってツッコんぢゃいました。
でもね、読み進めて行くと、それもわからなくもないというか…。
自分にすごくコンプレックスを感じてるんですよね、珠希って。
だから、才能あふれる律への嫉妬から気持ちまでも捻じ曲がっちゃった感じ。
ただそれは律の予想外の豹変を持って正常軌道に戻ります。一件落着。
珠希が狼狽するほどの、律のしたたかさがヨカッタです。
「君のその手を離さない」
二人の後日談。珠希と想いを通じ合わせた律側の視点で話が進んでます。
留学先から帰国した珠希の友人・宏典に嫉妬した律。
空港に宏典を迎えに行く珠希のあとをつけます。
結局見つかるんですけどね。
これがまたカワイイんです、律だから(笑)
帰宅早々、我慢できずに珠希を求めてしまう律。これ萌えました。
一目惚れで買って正解な1冊でした♪
【華は貴族に手折られる】著:遠野春日/画:門地かおり
2004年11月25日 BL小説
『お前の主人は俺だ』
貴族嫌いの男に買われた御曹司の運命は!?
許したのは体だけのはずだったのに――!!
由緒ある高塔伯爵家に生まれた葵は、自分が伯爵家の人間であることを誇りに思って生きてきた。
伯爵家が財産を騙しとられるまでは…。そして貴族嫌いの傲慢な男、速見桐梧を知るまでは…。
借金を肩代わりしてしてもらうため、葵が桐梧の邸を訪ねた夜に「お前の主人は俺だ」桐梧はそう言い放つと葵を遊女扱いし、恥辱にまみれた体を開かせる。
理不尽で恥知らずな欲望にまみれた男、それだけのはずだったのに、時折見せる桐梧の優しさに葵の心は惹かれはじめて――!?アダルト・ハードロマンス!!
【02年11月8日発売】
●登場人物●
・高塔 葵
高塔伯爵家の次男。負けず嫌いで勝気でプライドが高い。
・速見桐梧
男爵。貿易商で成功を収め、没落華族から金で爵位を買い取った。
母を弄び捨てた父への恨みで華族を毛嫌いしている。
・望月:桐梧とは学生の頃からの親友でありライバルである仲。
・市橋:速見家の執事。仕事には厳しく熱心だが、普段は優しい。
・神代:葵の学生時代の友人。園遊会では葵に辛辣な言葉を…。
アダルト・ハードロマンス!!ですよ〜、奥さんっ!(照)
というわけで。
『華は貴族に手折られる』の原作を読み終わりました。
もちろん桐梧のセリフは脳内で遊佐さんボイスに変換しながら読みました。
CDでは桐梧が葵に惹かれていく経緯が早急だった気がしたけど、原作では自然な感じで。
片や、葵の中での桐梧に対する気持ちの変化もよくわかったし。
葵がどういう成り行きでメイドたちと洋菓子を焼いたりしたのか、とかね。
音楽界の貴賓席での出来事は、原作のシチューエーションの方が萌えたなぁ。
なんかスリルが倍増してた感じ(笑)
あと、CDでは想いを通じ合わせたエッチで終わってるけど、原作はその後までちゃんと載ってました。
新春の園遊会ではプライドをズタボロに打ち砕かれで痛々しかった葵。
その後の春の園遊会ではいろいろなことを吹っ切って凛とした葵と、TPOを無視して葵に愛の告白をして戸惑わせる桐梧が描かれてます。
葵の兄が高塔家を継ぐことを伯爵婦人に喜ばれたり、桐梧の父方の祖父が現れて葵に言葉をかけたり、神代が葵に申し訳なさそうにしてたり。
こういう葵と桐梧の後日談もCDで聴きたかったなぁと思いました。
そこまでCDに入ってれば神代@潤2もヒールで終わらずに済んだのにね。
まぁ、本人はヒールもまんざらぢゃないらしいんでいいか(笑)
原作ではそれほど登場してない市橋や望月が、CDではいい感じに説明役になりつつ、よくまとまってたと思います。
とにかく、これでようやく補完できました。満足、満足。
はぁ…、すっきりした〜♪
貴族嫌いの男に買われた御曹司の運命は!?
許したのは体だけのはずだったのに――!!
由緒ある高塔伯爵家に生まれた葵は、自分が伯爵家の人間であることを誇りに思って生きてきた。
伯爵家が財産を騙しとられるまでは…。そして貴族嫌いの傲慢な男、速見桐梧を知るまでは…。
借金を肩代わりしてしてもらうため、葵が桐梧の邸を訪ねた夜に「お前の主人は俺だ」桐梧はそう言い放つと葵を遊女扱いし、恥辱にまみれた体を開かせる。
理不尽で恥知らずな欲望にまみれた男、それだけのはずだったのに、時折見せる桐梧の優しさに葵の心は惹かれはじめて――!?アダルト・ハードロマンス!!
【02年11月8日発売】
●登場人物●
・高塔 葵
高塔伯爵家の次男。負けず嫌いで勝気でプライドが高い。
・速見桐梧
男爵。貿易商で成功を収め、没落華族から金で爵位を買い取った。
母を弄び捨てた父への恨みで華族を毛嫌いしている。
・望月:桐梧とは学生の頃からの親友でありライバルである仲。
・市橋:速見家の執事。仕事には厳しく熱心だが、普段は優しい。
・神代:葵の学生時代の友人。園遊会では葵に辛辣な言葉を…。
アダルト・ハードロマンス!!ですよ〜、奥さんっ!(照)
というわけで。
『華は貴族に手折られる』の原作を読み終わりました。
もちろん桐梧のセリフは脳内で遊佐さんボイスに変換しながら読みました。
CDでは桐梧が葵に惹かれていく経緯が早急だった気がしたけど、原作では自然な感じで。
片や、葵の中での桐梧に対する気持ちの変化もよくわかったし。
葵がどういう成り行きでメイドたちと洋菓子を焼いたりしたのか、とかね。
音楽界の貴賓席での出来事は、原作のシチューエーションの方が萌えたなぁ。
なんかスリルが倍増してた感じ(笑)
あと、CDでは想いを通じ合わせたエッチで終わってるけど、原作はその後までちゃんと載ってました。
新春の園遊会ではプライドをズタボロに打ち砕かれで痛々しかった葵。
その後の春の園遊会ではいろいろなことを吹っ切って凛とした葵と、TPOを無視して葵に愛の告白をして戸惑わせる桐梧が描かれてます。
葵の兄が高塔家を継ぐことを伯爵婦人に喜ばれたり、桐梧の父方の祖父が現れて葵に言葉をかけたり、神代が葵に申し訳なさそうにしてたり。
こういう葵と桐梧の後日談もCDで聴きたかったなぁと思いました。
そこまでCDに入ってれば神代@潤2もヒールで終わらずに済んだのにね。
まぁ、本人はヒールもまんざらぢゃないらしいんでいいか(笑)
原作ではそれほど登場してない市橋や望月が、CDではいい感じに説明役になりつつ、よくまとまってたと思います。
とにかく、これでようやく補完できました。満足、満足。
はぁ…、すっきりした〜♪
【王子様の媚薬】著:嶋田まな海/画:こうじま奈月
2004年11月23日 BL小説
●ミワリンさま、凛さま、はぐさまにヒミツありです。
『お坊ちゃまはワガママなんだから〜!』――
私立聖クラレンス学院に通う大手製薬会社の御曹司・高鳥純也は、お抱え運転手、執事、メイドに囲まれ至れり尽くせりのお坊ちゃま生活を送っていた。
が、社長秘書にして純也のお目付け役である柏木和久にだけは頭が上がらないのであった。
そんなある日、社内研究所所員の西島が『惚れ薬』を開発したと知り、柏木に飲ませて自分の前に跪かせようと企むのだか……!?
【04年11月19日発売】
●登場人物●
・高鳥純也
高校生。高鳥製薬の御曹司。勉強嫌いのお坊ちゃま。勝気で真っ直ぐな性格。
・柏木和久
高鳥製薬社長秘書であり、純也のお目付け役。
大学生の頃、当時小学生だった純也の家庭教師をしていた。
・西島航介:高鳥製薬研究所の職員。実は名だたる研究家らしい。
・青樹達彦:高鳥製薬のライバルとも云える青樹製薬の御曹司。専務取締役。
・早乙女勝:青樹製薬専務補佐。達彦は大学時代の後輩。青樹に好意を…。
嶋田まな海さんの作品を読んだのは、『あやかしハッピーウエディング』以来かと。
純也みたいなおバカ受けの話、久々に読んだ気がします(笑)
ここのところ、大人同士の話ばかりを読んでたせいかな。
高校生の純也と、そのお目付け役の柏木の主従関係ラブって感じでしょうか。
柏木に仕掛けたはずの如何わしい作戦に、純也がいつの間にかハマっていく様が楽しかったです。
騙されたフリをして、キスやらエッチやらを仕掛ける柏木…い〜けないんだ〜(笑)
薬の真相を知り、柏木のことを誤解した純也が、家出をした後のエピソードがちょっと物足りなかったかな。
結構すんなり解決しちゃったなぁって感じで。
もう少しドラマチックな感じが欲しかった気がします。
でも主要キャラの性格がきちんと設定されていて、それがきっちり反映されてる辺りは呼んでて面白かったです。
柏木みたいな理知的な大人が、世間知らずのお坊ちゃまに惚れるものなのだろうか?ということをツッコんぢゃいけませんね。
なぜならそういうとこがBLでは「全然アリ」だから(笑)
個人的にはメインの二人より、達人と早乙女のまさしく主従関係な二人のその後が気になります。
純也贔屓の西島は、この先柏木と純也をイジって楽しむことでしょう(笑)
さて、次は『華は貴族に手折られる』を読みま〜す♪
『お坊ちゃまはワガママなんだから〜!』――
私立聖クラレンス学院に通う大手製薬会社の御曹司・高鳥純也は、お抱え運転手、執事、メイドに囲まれ至れり尽くせりのお坊ちゃま生活を送っていた。
が、社長秘書にして純也のお目付け役である柏木和久にだけは頭が上がらないのであった。
そんなある日、社内研究所所員の西島が『惚れ薬』を開発したと知り、柏木に飲ませて自分の前に跪かせようと企むのだか……!?
【04年11月19日発売】
●登場人物●
・高鳥純也
高校生。高鳥製薬の御曹司。勉強嫌いのお坊ちゃま。勝気で真っ直ぐな性格。
・柏木和久
高鳥製薬社長秘書であり、純也のお目付け役。
大学生の頃、当時小学生だった純也の家庭教師をしていた。
・西島航介:高鳥製薬研究所の職員。実は名だたる研究家らしい。
・青樹達彦:高鳥製薬のライバルとも云える青樹製薬の御曹司。専務取締役。
・早乙女勝:青樹製薬専務補佐。達彦は大学時代の後輩。青樹に好意を…。
嶋田まな海さんの作品を読んだのは、『あやかしハッピーウエディング』以来かと。
純也みたいなおバカ受けの話、久々に読んだ気がします(笑)
ここのところ、大人同士の話ばかりを読んでたせいかな。
高校生の純也と、そのお目付け役の柏木の主従関係ラブって感じでしょうか。
柏木に仕掛けたはずの如何わしい作戦に、純也がいつの間にかハマっていく様が楽しかったです。
騙されたフリをして、キスやらエッチやらを仕掛ける柏木…い〜けないんだ〜(笑)
薬の真相を知り、柏木のことを誤解した純也が、家出をした後のエピソードがちょっと物足りなかったかな。
結構すんなり解決しちゃったなぁって感じで。
もう少しドラマチックな感じが欲しかった気がします。
でも主要キャラの性格がきちんと設定されていて、それがきっちり反映されてる辺りは呼んでて面白かったです。
柏木みたいな理知的な大人が、世間知らずのお坊ちゃまに惚れるものなのだろうか?ということをツッコんぢゃいけませんね。
なぜならそういうとこがBLでは「全然アリ」だから(笑)
個人的にはメインの二人より、達人と早乙女のまさしく主従関係な二人のその後が気になります。
純也贔屓の西島は、この先柏木と純也をイジって楽しむことでしょう(笑)
さて、次は『華は貴族に手折られる』を読みま〜す♪
【傷痕】著:火崎 勇/画:夏目イサク
2004年11月19日 BL小説
●はぐさま、ミワリンさまにヒミツありです。
文字数制限に引っかかっちゃいましたので、
凛さまへのレスは後ほど必ず!スイマセン。
『この恋がなくなるくらいなら、傷が残ればいい』――
大学生の亜澄は『友人』の葉月に抱かれながら、彼への恋心を隠し続けている。
明るく社交的な葉月は亜澄み執着しながら何人もの女の子と関係を持っていて、相手が『彼女然』と振舞うことを嫌うのだ。
だから、亜澄の想いが伝わればきっと二人の関係も終わってしまう。
塞き止められた恋心と自制の間で激しく揺れる亜澄は?
【04年8月29日発売】
●登場人物●
・見沢亜澄
大学生。中学時代から葉月に恋している。
その葉月とは高校生でキス、大学生になった今はカラダの関係も持っているが、気持ちは隠し続けている。
・志宮葉月
同じく大学生だが、バスケの実業団入りを目指し、亜澄とは別の大学に通っている。
亜澄と関係を持ちながらも、女性とも付き合っている。
・鹿賀里子:亜澄の大学の友人。
美人な上に性格もさっぱりしていて姉御肌。
亜澄に交際を申し込むが…。
・道下幸雄:亜澄の大学の友人。良き相談相手。
でも亜澄の相手が男だとは知らない。
別の大学に彼女がいる。
以前新書で発売された作品ですが、この夏ラピスキュリオから文庫で新たに発売されました。
この新装版ではイラストも新しくなってます。
火崎先生の作品を読むようになったのはこの作品からだったような…(記憶曖昧)
物語は、葉月と亜澄の出会いから、カラダを重ねるまでの経緯やその後を描いてます。
一見、上手くいってるように見える二人の関係も、お互いどこか気持ちがすれ違ってしまってて。
――好きだと知られたら、避けられてしまう――
だから……
――自分の気持ちは隠し続ける――
でも……
――嫉妬もするし、独占欲もある――
葉月への気持ちを隠しながら抱かれる亜澄の心の揺れがせつないです。
そんな亜澄の相談に不器用ながらも親身に相談乗る友人・道下が好印象。
亜澄に好意を抱く鹿賀の存在も、亜澄の中の葉月へのとは違う別の感情を引き出してていいです。
一方、亜澄を抱きながらも他の女とも付き合ったり隠し事をしたりする葉月の真意はどこにあるのか?
気持ちがすれ違っていた二人のほろ苦い恋の行方は?
鹿賀への嫉妬心をむき出しにした葉月の意外な行動をきっかけに吐露されます。
自分の気持ちには素直にならないとイカンです、特に亜澄(笑)
その後はお互いの気持ちを確認し合えた二人です。
読み終わった後、さわやかで優しい気持ちになれる作品です。
文字数制限に引っかかっちゃいましたので、
凛さまへのレスは後ほど必ず!スイマセン。
『この恋がなくなるくらいなら、傷が残ればいい』――
大学生の亜澄は『友人』の葉月に抱かれながら、彼への恋心を隠し続けている。
明るく社交的な葉月は亜澄み執着しながら何人もの女の子と関係を持っていて、相手が『彼女然』と振舞うことを嫌うのだ。
だから、亜澄の想いが伝わればきっと二人の関係も終わってしまう。
塞き止められた恋心と自制の間で激しく揺れる亜澄は?
【04年8月29日発売】
●登場人物●
・見沢亜澄
大学生。中学時代から葉月に恋している。
その葉月とは高校生でキス、大学生になった今はカラダの関係も持っているが、気持ちは隠し続けている。
・志宮葉月
同じく大学生だが、バスケの実業団入りを目指し、亜澄とは別の大学に通っている。
亜澄と関係を持ちながらも、女性とも付き合っている。
・鹿賀里子:亜澄の大学の友人。
美人な上に性格もさっぱりしていて姉御肌。
亜澄に交際を申し込むが…。
・道下幸雄:亜澄の大学の友人。良き相談相手。
でも亜澄の相手が男だとは知らない。
別の大学に彼女がいる。
以前新書で発売された作品ですが、この夏ラピスキュリオから文庫で新たに発売されました。
この新装版ではイラストも新しくなってます。
火崎先生の作品を読むようになったのはこの作品からだったような…(記憶曖昧)
物語は、葉月と亜澄の出会いから、カラダを重ねるまでの経緯やその後を描いてます。
一見、上手くいってるように見える二人の関係も、お互いどこか気持ちがすれ違ってしまってて。
――好きだと知られたら、避けられてしまう――
だから……
――自分の気持ちは隠し続ける――
でも……
――嫉妬もするし、独占欲もある――
葉月への気持ちを隠しながら抱かれる亜澄の心の揺れがせつないです。
そんな亜澄の相談に不器用ながらも親身に相談乗る友人・道下が好印象。
亜澄に好意を抱く鹿賀の存在も、亜澄の中の葉月へのとは違う別の感情を引き出してていいです。
一方、亜澄を抱きながらも他の女とも付き合ったり隠し事をしたりする葉月の真意はどこにあるのか?
気持ちがすれ違っていた二人のほろ苦い恋の行方は?
鹿賀への嫉妬心をむき出しにした葉月の意外な行動をきっかけに吐露されます。
自分の気持ちには素直にならないとイカンです、特に亜澄(笑)
その後はお互いの気持ちを確認し合えた二人です。
読み終わった後、さわやかで優しい気持ちになれる作品です。
【何でやねん!(2)
2004年11月12日 BL小説
おまえがいるから、俺は今ここにいる。
仁と土屋がコンビを組んで九年。
今やビジュアル系(?)若手お笑いコンビとして名を馳せた『バンデージ』は、テレビに舞台に大忙し。
ゴールデンタイムの番組も決定し、充実した日々を送っていた。
だが、漫才で認められる前にルックスで人気が出てしまったためか、やっかみ半分の嫌がらせも多い。
それでも土屋がそばにいれば乗り越えられる。そう思っていたのだが……?
【04年10月9日発売】
●登場人物紹介●
・相川 仁
漫才コンビ『バンデージ』ツッコミ担当。24歳。
土屋とは高校時代から相方であり恋人。
小学校時代、大阪弁をからかわれいじめられてた過去を持つ。
・土屋 来(きたる)
漫才コンビ『バンデージ』ボケ担当。24歳。夢は「夫婦漫才」。
高校時代、相方になってくれるよう相川に熱烈アプローチし念願叶う!?
・『若飛(わかとび)』:若井と飛田からなる漫才コンビ。二人とも29歳。『バンデージ』の良き先輩。
・『マルス』:野間と蕗沢からなる漫才コンビ。二人とも26歳。『バンデージ』をライバル視。
・丸中:『バンデージ』の現場マネージャー。30歳。初の専任マネージャー。
・新田優勝(まさかつ):土屋とは幼馴染み。相川とは高校の同級生。二人の事を最もよく知る人物。
いきなり続編の感想です(笑)
山田ユギ先生のイラストに惹かれて購入した前作『何でやねん!』。
漫才師を目指す高校生CPが主人公という珍しい設定に、興味津々で読み始めたらあっという間に読破。
ものの見事にハマってから数ヶ月…この続編の発売を楽しみにしてました。
今回の続編は上でも書いた通り、高校卒業後、漫才コンビとして芸能界の荒波に揉まれながら、愛も育くんでいく二人の話です。
この主人公二人がイイ感じなんですよ、ほんと。
仁は容姿の割りにオトコ気見せたりしてどっちかというと「攻め」っぽい。
一方、土屋は仁にベタ惚れで普段は限りなく「受け」っぽい(笑)
そんな二人だけど、お互いがお互いのことを思いやりすぎて不穏な空気が流れ始めます。
芸能界の洗礼(厭味・嫉妬・八つ当たり…)に始まり、多忙からくる疲労、そして仁の抱えてる爆弾などなど…。
それを乗り越えて絆を強めていく二人がね、すごくイイんですよ。
前作でも登場した優勝も一役買ってるし。
何といっても土屋。「うえーん」って泣くな…そりゃアタシでもツッコむよ(笑)
あー、カワイすぎるぜ、土屋ぁ!
この辺りは読んでてジーンときました…かなり泣きましたね。
土屋みたいに「うえーん」とまではいかなかったけど(笑)
『何でやねん!』『何でやねん!2』どっちもオススメです。
これを機に久我有加先生の本、読んでみようかなと思います。
仁と土屋がコンビを組んで九年。
今やビジュアル系(?)若手お笑いコンビとして名を馳せた『バンデージ』は、テレビに舞台に大忙し。
ゴールデンタイムの番組も決定し、充実した日々を送っていた。
だが、漫才で認められる前にルックスで人気が出てしまったためか、やっかみ半分の嫌がらせも多い。
それでも土屋がそばにいれば乗り越えられる。そう思っていたのだが……?
【04年10月9日発売】
●登場人物紹介●
・相川 仁
漫才コンビ『バンデージ』ツッコミ担当。24歳。
土屋とは高校時代から相方であり恋人。
小学校時代、大阪弁をからかわれいじめられてた過去を持つ。
・土屋 来(きたる)
漫才コンビ『バンデージ』ボケ担当。24歳。夢は「夫婦漫才」。
高校時代、相方になってくれるよう相川に熱烈アプローチし念願叶う!?
・『若飛(わかとび)』:若井と飛田からなる漫才コンビ。二人とも29歳。『バンデージ』の良き先輩。
・『マルス』:野間と蕗沢からなる漫才コンビ。二人とも26歳。『バンデージ』をライバル視。
・丸中:『バンデージ』の現場マネージャー。30歳。初の専任マネージャー。
・新田優勝(まさかつ):土屋とは幼馴染み。相川とは高校の同級生。二人の事を最もよく知る人物。
いきなり続編の感想です(笑)
山田ユギ先生のイラストに惹かれて購入した前作『何でやねん!』。
漫才師を目指す高校生CPが主人公という珍しい設定に、興味津々で読み始めたらあっという間に読破。
ものの見事にハマってから数ヶ月…この続編の発売を楽しみにしてました。
今回の続編は上でも書いた通り、高校卒業後、漫才コンビとして芸能界の荒波に揉まれながら、愛も育くんでいく二人の話です。
この主人公二人がイイ感じなんですよ、ほんと。
仁は容姿の割りにオトコ気見せたりしてどっちかというと「攻め」っぽい。
一方、土屋は仁にベタ惚れで普段は限りなく「受け」っぽい(笑)
そんな二人だけど、お互いがお互いのことを思いやりすぎて不穏な空気が流れ始めます。
芸能界の洗礼(厭味・嫉妬・八つ当たり…)に始まり、多忙からくる疲労、そして仁の抱えてる爆弾などなど…。
それを乗り越えて絆を強めていく二人がね、すごくイイんですよ。
前作でも登場した優勝も一役買ってるし。
何といっても土屋。「うえーん」って泣くな…そりゃアタシでもツッコむよ(笑)
あー、カワイすぎるぜ、土屋ぁ!
この辺りは読んでてジーンときました…かなり泣きましたね。
土屋みたいに「うえーん」とまではいかなかったけど(笑)
『何でやねん!』『何でやねん!2』どっちもオススメです。
これを機に久我有加先生の本、読んでみようかなと思います。
【黒いサカナ】著:火崎 勇/画:海老原 由里
2004年10月21日 BL小説
●ストーリー●
何か刺激が欲しい―全てに恵まれ、退屈していた竹垣は、謎めいた雰囲気のイラストレーター・今隅に求められ、モデルとなった。
しかし、ふいに触れては離れていく彼の意味深な態度に、プライドの高い竹垣は戸惑い、翻弄される。
そして、今隅に触れられる快感に気づいた時、欲望という名の恋心が溢れ出し…。
「俺を、感じたでしょう?」獰猛な笑みと甘い囁きに搦め捕われ、深い悦楽に溺れる。
美しく高潔な男が陥った、スリリングなラブアフェア。【04年9月10日発売】
●登場人物●
・竹垣佐保(受):サラリーマン。毎日が退屈だと思い始め、実家を出てマンションで一人暮らしを始める。今隅に興味を抱く。
・今隅竜巳(攻):竹垣のマンションの隣人。『黒川水生』という名で活躍する新進気鋭のイラストレーター。
『黒いサカナ』というタイトルと表紙イラストから受ける神秘的なイメージに惹かれて購入。
当たり前のものを当たり前の表現ではなく、ちょっと違う表現の仕方をする火崎先生の感性が好きです。
始めは今隅のことをを警戒していた竹垣が彼を受け入れたとき、竹垣にも「黒いサカナ」が…。
だから「黒いサカナ」って何なのさ!?って感じなんですよ。
それが何なのかは読んでいけば当然のごとくわかるんですけども。
竹垣の後輩・松澤の企みを暴いた今隅が仕掛けた罠に堕ちて行く竹垣。
ちょっとした背徳感を感じさせるHがタマりません。
なんとなくミステリアスなんだけど、結局のところは甘甘CPのお話です。
このお話の中で出てくる「お風呂から轟音が…」って経験、アタシもあります。
かなりビビるんですよね、あの音(苦笑)
何か刺激が欲しい―全てに恵まれ、退屈していた竹垣は、謎めいた雰囲気のイラストレーター・今隅に求められ、モデルとなった。
しかし、ふいに触れては離れていく彼の意味深な態度に、プライドの高い竹垣は戸惑い、翻弄される。
そして、今隅に触れられる快感に気づいた時、欲望という名の恋心が溢れ出し…。
「俺を、感じたでしょう?」獰猛な笑みと甘い囁きに搦め捕われ、深い悦楽に溺れる。
美しく高潔な男が陥った、スリリングなラブアフェア。【04年9月10日発売】
●登場人物●
・竹垣佐保(受):サラリーマン。毎日が退屈だと思い始め、実家を出てマンションで一人暮らしを始める。今隅に興味を抱く。
・今隅竜巳(攻):竹垣のマンションの隣人。『黒川水生』という名で活躍する新進気鋭のイラストレーター。
『黒いサカナ』というタイトルと表紙イラストから受ける神秘的なイメージに惹かれて購入。
当たり前のものを当たり前の表現ではなく、ちょっと違う表現の仕方をする火崎先生の感性が好きです。
始めは今隅のことをを警戒していた竹垣が彼を受け入れたとき、竹垣にも「黒いサカナ」が…。
だから「黒いサカナ」って何なのさ!?って感じなんですよ。
それが何なのかは読んでいけば当然のごとくわかるんですけども。
竹垣の後輩・松澤の企みを暴いた今隅が仕掛けた罠に堕ちて行く竹垣。
ちょっとした背徳感を感じさせるHがタマりません。
なんとなくミステリアスなんだけど、結局のところは甘甘CPのお話です。
このお話の中で出てくる「お風呂から轟音が…」って経験、アタシもあります。
かなりビビるんですよね、あの音(苦笑)
【どこまでも続く夜に…】著:火崎 勇/画:潮見知佳
2004年10月13日 BL小説
●ストーリー●
葉山京夜は孤独な子供。誰もいない家、なじめない友だち。
遊びに行くのは寺の奥にある廃屋。
そこで抱きしめてくれたのは、黒い髪に黒い服のふしぎな魔物『カラス』だった。
やがて別れが訪れるが、彼は銀色の指輪をくれた。
そして「お前が俺を忘れなければ、必ず迎えに行ってやる」と約束してくれた――。
いつしか大人になった京夜のもとにある男が現れるが……!?
“妖風”BLファンタジー!【04年10月1日発売】
●登場人物●
・葉山京夜(受):大学生。母の死後、父と上京。父の再婚後は伯母の家で暮らしていた。今は仕送り頼みの一人暮らし。
・神居遠司(攻):葉山の住むアパートの隣人。『カラス』を彷彿とさせる印象の男。葉山とは夕飯を一緒に食べる仲。
・『カラス』:京夜が子供の頃、廃屋で出会った黒づくめの男。別れの時に京夜はある約束をする。その徴に銀色の指輪を京夜に渡す。
・『トンビ』:『カラス』と一緒にいた男。物言いが少し意地悪。京夜と出会ってすぐに姿を消す。
・山陰:神居の友人。神居とは対照的で押しの強そうな性格の持ち主。
雪瑠オキニイリの火崎 勇先生のコバルト文庫新作。
火崎先生の作品は独特の雰囲気の作風が多くて、そこがが好きだったりするんですが、今作は「“妖風”BLファンタジー」ってなだけあってさらに不思議な雰囲気のストーリーでした。
始めは神居に対して『カラス』を意識していた京夜が、いつからか神居自身に惹かれていきます。
そして神居も京夜の気持ちに応えます。
どんなに寂しくてもその感情を表に出さなかった京夜が、神居に「一人になりたくない」と本音を吐露するところがグッときます。
そのときに京夜が「約束してくれますか…?もし俺があなたをいらないと言ったら、別れるって」と告げるんですが、なぜ付き合う前からそんな事を云うんだろう?と思ったら、京夜なりのブレーキだったんですね。
神居が自分の『特別』になっていくのが怖い…だからいつか来る別れのときに受ける傷が深くならないように、というか。
その気持ちもわかるんですけど、そんなのって寂しいですよね、実際。
結局、京夜はその後、自分の周りに居る人たちを故意に遠ざけていくようになります。
神居とも自ら別れを望むかのような嘘の台詞をぶつけて嫌われるように仕向けます。神居のことを好きなのに。
なぜそうまでして京夜は決して本心ではない『ひとり』になりたがるのか…?
京夜が必要としているのは『カラス』なのか?それとも神居なのか?
京夜の病気をきっかけに、それらのことに答えが出ます。
作品の雰囲気は終始暗めですが、最後はハッピーエンドだったんでホッとしました。
これでバッドエンドだったら、読み終わった後に気分が沈んぢゃってなかなか浮上できなそうだから(苦笑)
葉山京夜は孤独な子供。誰もいない家、なじめない友だち。
遊びに行くのは寺の奥にある廃屋。
そこで抱きしめてくれたのは、黒い髪に黒い服のふしぎな魔物『カラス』だった。
やがて別れが訪れるが、彼は銀色の指輪をくれた。
そして「お前が俺を忘れなければ、必ず迎えに行ってやる」と約束してくれた――。
いつしか大人になった京夜のもとにある男が現れるが……!?
“妖風”BLファンタジー!【04年10月1日発売】
●登場人物●
・葉山京夜(受):大学生。母の死後、父と上京。父の再婚後は伯母の家で暮らしていた。今は仕送り頼みの一人暮らし。
・神居遠司(攻):葉山の住むアパートの隣人。『カラス』を彷彿とさせる印象の男。葉山とは夕飯を一緒に食べる仲。
・『カラス』:京夜が子供の頃、廃屋で出会った黒づくめの男。別れの時に京夜はある約束をする。その徴に銀色の指輪を京夜に渡す。
・『トンビ』:『カラス』と一緒にいた男。物言いが少し意地悪。京夜と出会ってすぐに姿を消す。
・山陰:神居の友人。神居とは対照的で押しの強そうな性格の持ち主。
雪瑠オキニイリの火崎 勇先生のコバルト文庫新作。
火崎先生の作品は独特の雰囲気の作風が多くて、そこがが好きだったりするんですが、今作は「“妖風”BLファンタジー」ってなだけあってさらに不思議な雰囲気のストーリーでした。
始めは神居に対して『カラス』を意識していた京夜が、いつからか神居自身に惹かれていきます。
そして神居も京夜の気持ちに応えます。
どんなに寂しくてもその感情を表に出さなかった京夜が、神居に「一人になりたくない」と本音を吐露するところがグッときます。
そのときに京夜が「約束してくれますか…?もし俺があなたをいらないと言ったら、別れるって」と告げるんですが、なぜ付き合う前からそんな事を云うんだろう?と思ったら、京夜なりのブレーキだったんですね。
神居が自分の『特別』になっていくのが怖い…だからいつか来る別れのときに受ける傷が深くならないように、というか。
その気持ちもわかるんですけど、そんなのって寂しいですよね、実際。
結局、京夜はその後、自分の周りに居る人たちを故意に遠ざけていくようになります。
神居とも自ら別れを望むかのような嘘の台詞をぶつけて嫌われるように仕向けます。神居のことを好きなのに。
なぜそうまでして京夜は決して本心ではない『ひとり』になりたがるのか…?
京夜が必要としているのは『カラス』なのか?それとも神居なのか?
京夜の病気をきっかけに、それらのことに答えが出ます。
作品の雰囲気は終始暗めですが、最後はハッピーエンドだったんでホッとしました。
これでバッドエンドだったら、読み終わった後に気分が沈んぢゃってなかなか浮上できなそうだから(苦笑)
【締め切りのその前に!?】 原作:藤崎 郁/ill:こうじま奈月
2004年7月26日 BL小説
ストーリー:★★★☆ エッチ度:★★★★
●登場人物紹介●
都築 智久:高校生にして少年誌の売れっ子漫画家。不破のことが好き。
不破総一郎:智久担当の編集者であり、智久の想い人。
押領寺俊也:智久の父方の従兄弟。兄弟同然の付き合い。高校が一緒。
伊川 愁:新人漫画家。担当は不破。智久の大ファン。
片 野:緑風館の女性編集者。智久と西尾を仲介。
西 尾:北王社の編集者。業界であまりいい噂は聞かないらしい…。
編集者と漫画家(しかも高校生!)のカップルというめずらしい設定。
意中の人である不破に意を決して告白した智久だったけど、
緊張のせいで口から出たのは脅迫まがいの台詞(オイオイ)
それなのに不破の返事はあっさり「OK」で、しかもエッチなことまでされて…。
冒頭で両想いになれた二人。
かと思ったら智久は一人で思い悩んぢゃうわけです。
「相手は本当に自分のことを好きなんだろうか?」って。
恋愛初心者にありがちなネガティブ思考ですね。
結局それは誤解だったってことで落ち着きます。
このときの仲直りエッチは、仕事場の玄関。
玄関でしかも立ったままです。
ドア越しに聞こえる足音に気づかれないかと、智久はハラハラドキドキ。
とんだ立食パーティーです(笑)
このままラブラブで終わると思ったら、どっこい。
これまた智久の一人よがりで大問題発生。
片野に紹介された西尾に単独で会いに行っちゃうんです。
不破には「もう会うな」と云われたのに、心配かけたくないと独断で。
でも俊也に相談してたのが幸いし、俊哉の機転で間一髪のところを
不破に助けられます。
俊也グッジョブ!不破サン、カッコイイ(惚)
そしてこの展開ではお約束の「どこ触られた?」から始まるお風呂場でのエッチ。
雪瑠的に云わせてもらうと消毒エッチ(なんだそりゃ・笑)
結果、ラブラブに戻ります。
めでたし、めでたし。
智久はまだ若いし、恋愛に慣れてないせいか、一人相撲なとこがカワイイです。
それをフォローする不破はといえば、落ち着いててクールに見えて、
智久ファンの伊川に嫉妬したりするあたりのギャップがイイですね。
普段は優しいけど、エッチのときはちょっと無茶させるとことか(笑)
伊川が出てきたとき、「こいつ絶対怪しい…」と思ったけど、取り越し苦労でした。
単なる脇キャラでした(苦笑)
智久の相談相手の俊也が個人的にはお気に入りです。
危なっかしい智久をさりげないくフォローしてくれてて。
今後、智久が大学進学でもしたら、それはそれで心労が耐えないだろう
不破サンに同情しつつ、二人の幸せを願ってやみません。
こうじま奈月先生のカラー口絵、かなりエロくて萌えました。
こうじま先生のイラスト、大好きなんで。
この作品、11月にCD化されるようなので、そっちも楽しみです。
キャスト、誰になるのかなぁ…。
●登場人物紹介●
都築 智久:高校生にして少年誌の売れっ子漫画家。不破のことが好き。
不破総一郎:智久担当の編集者であり、智久の想い人。
押領寺俊也:智久の父方の従兄弟。兄弟同然の付き合い。高校が一緒。
伊川 愁:新人漫画家。担当は不破。智久の大ファン。
片 野:緑風館の女性編集者。智久と西尾を仲介。
西 尾:北王社の編集者。業界であまりいい噂は聞かないらしい…。
編集者と漫画家(しかも高校生!)のカップルというめずらしい設定。
意中の人である不破に意を決して告白した智久だったけど、
緊張のせいで口から出たのは脅迫まがいの台詞(オイオイ)
それなのに不破の返事はあっさり「OK」で、しかもエッチなことまでされて…。
冒頭で両想いになれた二人。
かと思ったら智久は一人で思い悩んぢゃうわけです。
「相手は本当に自分のことを好きなんだろうか?」って。
恋愛初心者にありがちなネガティブ思考ですね。
結局それは誤解だったってことで落ち着きます。
このときの仲直りエッチは、仕事場の玄関。
玄関でしかも立ったままです。
ドア越しに聞こえる足音に気づかれないかと、智久はハラハラドキドキ。
とんだ立食パーティーです(笑)
このままラブラブで終わると思ったら、どっこい。
これまた智久の一人よがりで大問題発生。
片野に紹介された西尾に単独で会いに行っちゃうんです。
不破には「もう会うな」と云われたのに、心配かけたくないと独断で。
でも俊也に相談してたのが幸いし、俊哉の機転で間一髪のところを
不破に助けられます。
俊也グッジョブ!不破サン、カッコイイ(惚)
そしてこの展開ではお約束の「どこ触られた?」から始まるお風呂場でのエッチ。
雪瑠的に云わせてもらうと消毒エッチ(なんだそりゃ・笑)
結果、ラブラブに戻ります。
めでたし、めでたし。
智久はまだ若いし、恋愛に慣れてないせいか、一人相撲なとこがカワイイです。
それをフォローする不破はといえば、落ち着いててクールに見えて、
智久ファンの伊川に嫉妬したりするあたりのギャップがイイですね。
普段は優しいけど、エッチのときはちょっと無茶させるとことか(笑)
伊川が出てきたとき、「こいつ絶対怪しい…」と思ったけど、取り越し苦労でした。
単なる脇キャラでした(苦笑)
智久の相談相手の俊也が個人的にはお気に入りです。
危なっかしい智久をさりげないくフォローしてくれてて。
今後、智久が大学進学でもしたら、それはそれで心労が耐えないだろう
不破サンに同情しつつ、二人の幸せを願ってやみません。
こうじま奈月先生のカラー口絵、かなりエロくて萌えました。
こうじま先生のイラスト、大好きなんで。
この作品、11月にCD化されるようなので、そっちも楽しみです。
キャスト、誰になるのかなぁ…。