会社帰りの夜道―田宮吾郎は人生最大の恐怖に見舞われた。
光るナイフに自由を奪われ、吾郎は男に犯されてしまったのだ。
しかし、悪夢のような不幸はそれにとどまらなかった。
明けた翌日、向かった出張先で吾郎を待ち受けていたのは、『容疑者』の汚名で…。
わけもわからず同僚殺しの疑いをかけられた吾郎は、必死に身の潔白を訴えた。
それを唯一信じてくれたのが、高梨と名乗る刑事だったのだが――「一目惚れなんです」彼はそんなことを言いながら、強引に吾郎の唇を奪ってきて…。


買っちゃった……で、読んぢゃった。
4月にドラマCD出るのにね。
待ちきれなかったよ、ママン…(だめっこ)

良平とごろちゃんのラヴラヴっぷりにハマったアタクシ。
もうね、大好きですよ。ほんと。
陸裕サンのイラストがまた美しいったら……はぅ。
ドラマCDは続編からだったんで、二人の馴れ初めに興味津々で。
結局、我慢できずに原作読んぢゃったー。あはは(笑っとけ)

内容はサスペンスとラブがイイ感じで1冊に納まってます。
ごろちゃんが巻き込まれていく形で展開していく事件は、複雑怪奇なものではないのでサクっと読めます。
とはいえ、人が殺されたりするんで苦手な人にはキツイかも。
愁堂れなサンの作品って刑事が主人公だったりするものが多いけど、どれも事件の複雑さより、その事件が起きるまでの当事者達の気持ちに重きが置かれてる気がします。
だから犯人側に感情移入しちゃうと、読み終わった後にせつなーくなったりします。
そのせつなーい気持ちを吹き飛ばしてくれるのが、良平とごろちゃんのイチャパラだったりします。

それにしてもごろちゃんってば、かなりヘヴィな出来事に見舞われてたのね。
あんだけのことが自分の身に降りかかってきたのに、結構立ち直りが早い気が…(苦笑)
ごろちゃんって受けキャラの割りに、メソメソシクシクしてないとこがイイわ。
それもこれも良平との出会いに救われたってことかしら。
良平もエリートなのに、妙に人懐っこい関西弁キャラが好感度大。
仕事とプライベートの時とオンオフが、ここまで別人なのもスゴイよ。
ごろちゃんへのメロメロ具合がいっそカワイイくらいで(笑)
そこが良平の魅力なんだけどね〜♪

ごろちゃんに自分のことを「良平」と呼ばせるまでのくだりが好き。
あと、「〜のチュウ」のバリエーションが楽しい。

ほんと、この二人にはアテられっぱなしです。

ドラマCDも楽しみ♪
良平@おっきーとごろちゃん@ノジケン、早く聴きたーーーーい!!!
トミー@遊佐さんがまだ出てきてないのが残念〜。

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