●高河彰さま、はぐさま、ミワリンさまにヒミツありです。

さっきの続きで〜す。長くてスイマセン。

オペラ座の客席にフランツの姿が。が、隣は空席。
舞台のソデからアルベールが来てない事を確認したユージェニーは落ち込む。
そこへ、リュシアンが登場。
「今夜の演奏は恋人たちに捧げるわ」と皮肉るユージェニー。
だがリュシアンは「いや、今日ぐらいは自分と愛しい人のために弾くべきだ。ピアニストにはそれが許される」と。
リュシアンが意外にイイヤツでビックリ!
この後、彼の人の良さにさらに驚かされます。

一方、アルベールはロビーでダングラール氏に追い返されそうになっていた。
「僕はユージェニーに招待されたんです!あなたに追い返される、いわれはない!」と訴える。
必死に抵抗するが、警備員に止められてしまう。
そこにリュシアンが登場!
ビクトリア夫人に招かれて来たというリュシアンに苦笑いのダングラール氏。
「妻は体調不良なので、相手してやってくれ」と云われるが「あいにく今日はそんな気分ぢゃないんで」と拒否するリュシアン。
ところでダングラール氏は自分の妻とリュシアンの関係を知ってるんでしょうかね?

嫌がるアルベールを舞台裏に引っ張るリュシアン。
「もう少しうまく立ち回れ!正面からぢゃ無理だ!」
「お前に借りはないが、ユージェニーのことは少々傷つけてしまっているからな…」とリュシアン。
ビクトリア夫人とのことを問うアルベールに
「君には一生わからんだろうし、わかる必要もない」大人だねぇ〜。
「ともあれ、演奏はちゃんと聴いてやれ。好きなんだろ、ユージェニーのこと」
ね。イイヤツだったでしょ?(笑)

開演を知らせるブザーが鳴り響く。

アルベールが来てない事にショックを受けながらも、気丈に演奏するユージェニー。
でも実際は舞台ソデからちゃんと見守っていたアルベール。

オペラ座の外では主席判事が警官隊を率いてオペラ座を取り囲み、指示している。
メルセデスは自分の肖像画を見ながら、何か想っている。
エデは場所はわからないけどどこかで物思いに耽っている。
車での移動中に頭を抱えるフェルナン。
招待客と談笑するダングラール。
体調不良なはずのビクトリアは別所で演奏を聴いている(?)
それを物陰から見て怪しい笑みを浮かべるカヴァカン。
酒場で金貨に頬ずりするカドルッス。
ユージェニーの演奏に惹きこまれているアル。
それを見て立ち去るリュシアン。
客席から演奏を聴いているフランツ。
ロビーに佇む伯爵。
登場人物それぞれの機微が象徴されてるシーンでした。

演奏が終わり、鳴り止まない拍手の中、舞台から下がるユージェニー。
舞台ソデから拍手で出迎えるアルベールを見て驚きながらも、「なによ、今頃!」と怒りをぶつけてしまう。
「ずっとここにいたさ。ちょっと邪魔が入ったけど」とアル。
それを聞いて自分の父が足止めしたことを悟る。
アルの「よかったよ、すごく。まぶしくって胸がドキドキした」という言葉に頬を赤らめるユージェニー。
髪もドレスもキラキラしててほんとに今日の彼女は綺麗です。
いつものように憎まれ口叩きそうになりながらも、気持ちを正直に告げるユージェニーが愛らしいったらないです♪
二人して頬を赤らめて見つめあっちゃったりして、んもぅじれったいよぉ!
と、思ってたらアルベールがユージェニーを抱き寄せたーーーーっ!やるぢゃん、アルベール!!!
「ごめん、もう婚約者でもなんでもないのに…」
「関係ないわ、そんなこと。」
いやん。そうだよ、関係ないよ。宿命なんかに負けるな!
アルから葡萄を手渡され昔のことを思い出すユージェニー。
葡萄を口にして目を潤ませるユージェニーとアルがキスしようとしたその時!!!
カヴァカン@お邪魔虫が登場(イライラ)
食ってかかろうとするアルを止めるユージェニー。
そして「もう一曲聴いて。あなたに…あなただけのために弾くから」と。
ユージェニーの弾くピアノの片隅にはアルが渡した葡萄の房が置かれていた。

演奏後、盛大な拍手の中、アルの横を通り過ぎて花束を持って舞台へ出るカヴァカン。
「なんなの?あなた!ここは私の舞台よ!」と怒るユージェニー。
「そしてこの僕が設えた…」と不敵な笑みを浮かべながら、あろうことか頬にキスをするカヴァカン。
咄嗟のことに驚くユージェニー。舞台ソデではアルベールも憤慨。
そこへダングラールが「邪魔しないでくれ!」とアルを窘めにくる。
「負け犬は去れ!」と舞台外へつまみ出されてしまうアル。
打ちのめされたアルの視線の先にはロビーに佇む伯爵の姿が…。
「いったいどうなさったのです?ひどく顔色がお悪いようだ」
それを聞いたアルは、泣きながら駈け寄り、伯爵の胸に顔をうずめ「俺、悔しくて…」と吐露する。(例のムービーはこのシーンを使ってる!?・苦笑)
伯爵に肩を抱かれながらオペラ座を出たアル達を待っていたのは主席判事だった。
「モンテ・クリスト伯、あなたに嫌疑がかかっております。バロア殺人事件の重要参考人としてご同行願おう」
してやったりな顔の主席判事。驚くアル。
伯爵はどうなってしまうのか…。

続きは次回【第十三幕 エデ】にて。

待て、しかして希望せよ…。

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