高城 夏(野島 健児)×河野永志(櫻井 孝宏)
山室 景(三木眞一郎)×大友直道(伊藤健太郎)

添田裕一(野島 裕史)、菅(保村  真)、他

ストーリー:★★★★   エッチ度:★★★☆

酔った勢いで寝てしまった同級生の夏と河野。
夏が好きな河野は躰ばかり求めてくる夏に本当の気持ちが言えず悩む日々。
一方、同じアパートの隣人・直道は幼馴染みで同居人の景から突然告白されパニック!!
成り行きで顔見知りになった河野の部屋に駆け込む始末。
2カップルの恋の行方は――!?(CD帯より)


昨日の今日ですがノジケン熱は未だ上昇中。
そんなわけでノジケンもののCDレビューをば。

富士山ひょうた先生の同名コミックのドラマCD化。
前から聴きたくてオクで狙ってたんだけど、なかなか落とせなくて…。
我慢できずに原作読んぢゃったら、ますます聴きたくなっちゃって(ばかぁ)
ってかそんなに聴きたかったんなら買えよって話なんだけど、そうしようかなと思ったら落とせたんでラッキーでした(苦笑)

同じ1Kアパートの隣同士に住む二組のカップルの物語。
高校の同級生CP(夏×永志)は気持ちより身体の関係の方が先になってしまった所為か、お互いの本当の想いがなかなか相手に伝わらなくてギクシャク。
しかも、永志の転校の原因にもなった昔の彼?(添田)の存在が、二人の気持ちをさらにすれ違わせる。
そんなこんなで臆病になっている永志の気持ちを開かせるのは、やっぱり夏しかいなくて。
「君の胸に棲む亡霊」でこの辺りの話が聴けるんですが、アタシはこの話がお気に入りです。

幼馴染みの大学生CP(景×直道)は、ある日、景が直道に告白するところから始まります。
友達として接してきた景から告白され、パニくる直道。
そんな直道の反応すら予想してたかのように余裕の景。
ぐるぐる思い悩む直道だけど、ある出来事をきっかけに景への想いを自覚する。
景は景で「覚悟よりもしたくなるまで待つ」といい、直道への気遣いを忘れない。
ようやく直道が景を求めたとき、二人は初めて身体を重ねる。

二組のごく普通の日常生活を垣間見れる話が5つ入ってます。
いや、BLって時点で普通ではないんだけども、そこは敢えてスルーして(苦笑)
すごくね、いい雰囲気の話です。ほぼ原作のイメージ通りだと思います。
メイン四人のキャラも安定感のある声優サン達によってしっかり表現されてるし。

CD冒頭の櫻井さんのモノローグの声、妙にイロっぽく感じたのはアタシだけ?
あれを聞いて、櫻井さんの受け声に期待感が。
櫻井さんの受け、初聴きと云ってもいいくらいでして。
が。残念ながら高校生CPの話での絡みはごくあっさりテイスト。
だから夏が攻めてる描写も、永志が受けてるところもフェイドアウト…。
あ、アパートの壁越しに聞こえるアエギ声には萌えました。
もっともっとこの二人の絡みが聴いてみたいなぁ…。

永志はBLでありがちの受け受けしい感じがないとこが魅力ですね。
櫻井さんに受けイメージを持ってないアタシにとっては、そこがありがたかったかも。

受けイメージが先行しつつあるノジケンが、あっけらかんとした夏みたいなキャラを演じるのも新鮮でイイ!
「永志ぃ〜〜〜、おフロ冷めちゃうよォ?早くゥ〜」ってとこが好き(笑)

個人的には夏と永志の役がキャスト逆でもイケるんぢゃないかと思うんですけど、どうですかね?

そそ。永志の元彼役が野島兄の裕史さんです。兄弟共演。
添田からの手紙を読むシーンで夏@ノジケン→添田@ノジ兄に切り替わるとこが聴きどころ。
「あ、声がだんだんお兄様に変わってってる…」って(笑)

この作品と前後して『Dear.ジェントルパパ』でイトケンさんの攻めを聴いたんだけど、どっちもお上手で。
絡み以外の普段のモノローグとか、告白されてぐるぐる悩んでるとことかもヨカッタ。
景@三木さんの「直…直道…」ってとこが非常に萌えました、えぇ。大好きです。

櫻井さん受けに関してはMさんのオススメ作品でリベンジしたいと思います(笑)

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