鴻島 斎(小西克幸)×咲坂暁彦(野島健児)
山岡(安元洋貴)、坂本(谷本卓美)、永原(牧野芳奈)
二階堂(阪田佳代)、高橋(沼田美由美)、他

ストーリー:★★★★★(満点)  エッチ度:★★★★★(満点)

都会の夜の歓楽街。理不尽な関係から逃れ、路地裏で出会った青年イツキ。
二度と会うこともない、だから羞恥を覚悟で助けを求めた。
だが運命は、咲坂暁彦の前に最悪な形で再会をもたらした。
教師と教生−−−−−咲坂暁彦と鴻島 斎。
ねじれた時間が始まる。(CD帯より)

とにかく最高!!!
未聴でしたら是非聴いて欲しいです!
いや、聴かなきゃ損ですよ、奥さん(力説)
BLCDレビューサイト等でめちゃめちゃ評判が良くて「聴きたい」と思ってました。
そしてその評判を信じてヨカッタ…。
今まで聴いてきたBLCDは学園モノやイチャパラ系が多かったんですが、
ちょっと落ち着いた雰囲気の作品も聴いてみたいなぁと思って選んだこの作品。
ストーリー良し!キャスト良し!BGM良し!で雪瑠的BLCD内3冠達成。
現時点で文句無しの最優秀作品賞に決定(笑)

原作は未読ですが、作品世界に入り込むのに時間はかかりませんでした。
暁彦と斎、それぞれの視点からのモノローグに助けられました。
窮地を救い救われた時点で抱いていたお互いに対する気持ちが、予想外の再会によって本人達の意思とは違う方向にすれ違っていってしまうのが切ないです。
お互いが「こんなはずぢゃなかった…」という、まさしくねじれていく心の揺れが絶妙です。
暁彦サイドの心理、斎サイドの心理のどちらにもシンクロしてしまえるくらいに。
ストーリー後半で暁彦が体調を崩したのをきっかけに、それぞれが自分の気持ちを修正していく辺りで涙が…。
暁彦をこれ以上傷つけまいと自分から距離を置こうとする斎がカッコよすぎです。
それを機に暁彦は斎に対する気持ちをようやく受け入れるわけです。
で、その暁彦の気持ちを斎が吐露させる場面が最高です。
「でも…」「だって…」とはぐらかす暁彦に身悶えます(笑)

んもぅ、小西さんの問いかけ攻めが絶品です。萌えまくり。
ノジケンの受けもこれまた絶品。
なんでしょう、あの無理のないいたって自然な受けっぷりは〜。マイッタね、こりゃ。
何よりこの二人の絡みってばリアル過ぎます(悶絶)
目を瞑りながら聴くと、さも目の前でコトが行われてるんぢゃなかろうかと思えるくらいの臨場感。
(いや、BLCDでのHシーンに対して「臨場感」なんて表現は適切なんだろうか?・苦笑)
攻めも受けもでしゃばることがなく、相性バッチリ。
初絡みとは思えないほど息が合ってます。
フリートークも雰囲気良くて微笑ましいお二人さんでした(笑)
また別の作品で聴いてみたいと思わせるカップリングでした。
大満足〜♪ご馳走様。

コメント