ストーリー:★★★☆   エッチ度:★★★★

●登場人物紹介●
都築 智久:高校生にして少年誌の売れっ子漫画家。不破のことが好き。
不破総一郎:智久担当の編集者であり、智久の想い人。
押領寺俊也:智久の父方の従兄弟。兄弟同然の付き合い。高校が一緒。
伊川  愁:新人漫画家。担当は不破。智久の大ファン。
片   野:緑風館の女性編集者。智久と西尾を仲介。
西   尾:北王社の編集者。業界であまりいい噂は聞かないらしい…。

編集者と漫画家(しかも高校生!)のカップルというめずらしい設定。
意中の人である不破に意を決して告白した智久だったけど、
緊張のせいで口から出たのは脅迫まがいの台詞(オイオイ)
それなのに不破の返事はあっさり「OK」で、しかもエッチなことまでされて…。

冒頭で両想いになれた二人。
かと思ったら智久は一人で思い悩んぢゃうわけです。
「相手は本当に自分のことを好きなんだろうか?」って。
恋愛初心者にありがちなネガティブ思考ですね。
結局それは誤解だったってことで落ち着きます。
このときの仲直りエッチは、仕事場の玄関
玄関でしかも立ったままです。
ドア越しに聞こえる足音に気づかれないかと、智久はハラハラドキドキ。
とんだ立食パーティーです(笑)

このままラブラブで終わると思ったら、どっこい。
これまた智久の一人よがりで大問題発生。
片野に紹介された西尾に単独で会いに行っちゃうんです。
不破には「もう会うな」と云われたのに、心配かけたくないと独断で。
でも俊也に相談してたのが幸いし、俊哉の機転で間一髪のところを
不破に助けられます。
俊也グッジョブ!不破サン、カッコイイ(惚)
そしてこの展開ではお約束の「どこ触られた?」から始まるお風呂場でのエッチ。
雪瑠的に云わせてもらうと消毒エッチ(なんだそりゃ・笑)
結果、ラブラブに戻ります。
めでたし、めでたし。

智久はまだ若いし、恋愛に慣れてないせいか、一人相撲なとこがカワイイです。
それをフォローする不破はといえば、落ち着いててクールに見えて、
智久ファンの伊川に嫉妬したりするあたりのギャップがイイですね。
普段は優しいけど、エッチのときはちょっと無茶させるとことか(笑)
伊川が出てきたとき、「こいつ絶対怪しい…」と思ったけど、取り越し苦労でした。
単なる脇キャラでした(苦笑)
智久の相談相手の俊也が個人的にはお気に入りです。
危なっかしい智久をさりげないくフォローしてくれてて。

今後、智久が大学進学でもしたら、それはそれで心労が耐えないだろう
不破サンに同情しつつ、二人の幸せを願ってやみません。

こうじま奈月先生のカラー口絵、かなりエロくて萌えました。
こうじま先生のイラスト、大好きなんで。

この作品、11月にCD化されるようなので、そっちも楽しみです。
キャスト、誰になるのかなぁ…。

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